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「またしても歴史的なシーズン」大谷翔平の活躍は、野球界で“最も確実なもの”。MLB公式がDH部門で開幕前の予想的中も「OKパットのようなもの」

THE DIGEST編集部

2024.12.20

圧巻の活躍を披露した大谷。DH部門で「オールMLB」に輝いた。(C)Getty Images

 今季も期待通り、いや期待以上の活躍だった。

 現地12月19日、MLB公式サイト『MLB.com』は、シーズン開幕前に同サイトのライター、アナリストら11名が予想していた「オールMLBチーム」と実際の結果を比較した。その中で完全に的中しているのは、ファーストチームに大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)、セカンドチームにヨルダン・アルバレス(ヒューストン・アストロズ)のDH部門だけだった。

 記事内で同サイトのアンドリュー・サイモン氏は、「専門家と呼ばれる人たちが全力を尽くしたものの、野球のシーズンというのは、どんなに理にかなっている予想も台無しにしてしまう」と指摘。「今回がまさにそうだった」と続け、「確かに予定通りの結果もあるが、サプライズが多かった」と今季の内容を振り返っている。
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 その上でDH部門に関しては、「ようやく的中したが、OKパットのようなものだ」と記述。「トミー・ジョン手術の影響によりフルタイムのDHとして起用されたオオタニだが、それでもまた歴史に残るシーズンを築き上げた」と続け、「オオタニの驚くべき活躍というのは、野球界において最も確実なものだ」と改めて日本人スターを称賛した。

 一方、セカンドチーム選出のアルバレスについては、「彼がこれまでのキャリアでやってきたこと、エリートレベルの打撃を繰り返した」と紹介。「それは、マーセル・オズーナ(アトランタ・ブレーブス)の驚異的な39本塁打シーズンをしのぎ、私たちへ唯一のクリーンスイープを提供するのに十分だった」と高く評価している。

 今季も圧巻のパフォーマンスで日本中を熱狂させた大谷。来季以降も彼のパフォーマンスが楽しみだ。

構成●THE DIGEST編集部

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