元日本ハムでボストン・レッドソックス傘下からソフトバンクに加入した上沢直之投手が12月26日、福岡市内のホテルで入団会見に臨んだ。

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　上沢は会見で「こうして福岡ソフトバンクホークスに入団させていただくことを嬉しく思っています」と挨拶。ソフトバンクに決断した理由としては、「ホークスさんと何回かお会いした時に、僕に対する役割やビジョン、また環境についてなどたくさん話していただいた。本当にホークスさんの熱意に、僕の心が打たれたのが一番です」と語った。
  　終始神妙な面持ちで受け答えを行なった上沢の会見には、SNSで多くのファンが反応。とりわけ多かったのが、「入団会見もはや謝罪会見みたいになってるな」「もっと嬉しそうな顔で会見するのかなと思ってた謝罪会見の顔つきじゃん……」「なんでこんな暗い顔して入団会見してんだよ、謝罪会見の空気やん」などと会見を通じて笑顔がなく暗い雰囲気だったことへの指摘で、Xでは一時「謝罪会見」がトレンドワード入りするほどだった。

　また一方で「上沢の憔悴しきった顔は見ていて辛い」「悪いことはしていないんだからもうちょっと堂々としててもいいのでは」などと、擁護する声も少なからずみられた。

　上沢は2011年にドラフト６位で日本ハムに入団。18年と21年に二桁勝利を挙げるなど通算70勝をマークした。23年シーズン終了後に日本ハムからポスティングシステムを行使してメジャー挑戦。タンパベイ・レイズとマイナー契約を結ぶも、その後レッドソックスへ移籍して２試合に登板したが、夏の移籍市場が閉まる直前の７月29日に40人枠を外れた。その後の去就については、12シーズンを過ごした日本ハムに復帰するか、あるいはソフトバンクへの入団かで注目をされていた。

構成●THE DIGEST編集部
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