右ひじの手術から復活を目指した今季の大谷翔平は、打者専任としてレギュラーシーズンに挑むと、54本塁打・59盗塁とMLB史上初の「50-50」に到達。ポストシーズンでも打撃陣をけん引し、ロサンゼルス・ドジャースの世界一達成に大きく貢献した。
球団専門メディア『dodger blue』は、ドジャースの副社長兼チーフ・マーケティング・オフィサーのロン・ローゼン氏のコメントを紹介。加入初年度から圧巻の活躍を見せた大谷を絶賛している。
「私はこの仕事に40年携わっているが、これまで見たどのスポーツ選手や有名人よりも人気がある。彼が与えた影響は信じられないほどだ」
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「マイケル・ジョーダン、トム・ブレイディ、コービー(・ブライアント)、マジック(・ジョンソン)などと語ることもできるが、大谷はこれまでほとんど誰も到達していない場所にいる」
さらに、大谷がドジャースへもたらした影響力に関しても「日本人観光客の80~90%がドジャースタジアムに立ち寄るんだ」と明かしている。
また、来季は二刀流復活にも注目が集まる大谷に対し、『dodger blue』は「大谷の攻撃力は衰えないが、盗塁数は減少する」と予想。その上で、日本人スラッガーへの期待を綴っている。
「走塁がなくてもやり遂げられるだけの攻撃力があり、大谷の強打と野球の知性は彼の最大の長所である」
1年目から強烈なインパクトを残し、見る者を魅了してきた大谷。2年目の来季も日米のファンを驚かせてくれるはずだ。
構成●THE DIGEST編集部
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