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「昨季は失われたシーズンとなった…」メジャー通算466登板、216勝のレジェンド右腕にブルージェイズが興味と米報道「優勝候補チームでプレーすることを望むだろう」

THE DIGEST編集部

2025.01.20

40歳右腕投手シャーザーにブルージェイズが興味を示していると米メディアが報じた。(C)Getty Images

40歳右腕投手シャーザーにブルージェイズが興味を示していると米メディアが報じた。(C)Getty Images

 トロント・ブルージェイズはテキサス・レンジャーズからフリーエージェント(FA)の40歳右腕マックス・シャーザーの獲得に興味を示していると米メディアが報じた。

 シャーザーはメジャーリーグ通算466試合(2878回)に登板し、防御率3.16、216勝112敗、3407奪三振の成績をマーク。昨季はレンジャーズで9試合(43.1回)に先発し、防御率3.95、2勝4敗、40奪三振の成績を残した。

 そんなレジェンド右腕シャーザーについて米移籍情報サイト『MLB Trade Rumors』は「4つの無名のチームが将来の殿堂入り選手の獲得に興味を示しているという報道があった以外、今オフシーズンはシャーザーについて世間の話題はあまりなかった。ブルージェイズが、シャーザーに興味を示している球団のひとつだ」と報道。続けて、「ブ軍がローテーションの補強を検討していることや、シャーザーの長いキャリアを考えると、低価格で購入できる可能性がいくつもあるからだ」と記し、ブルージェイズが同右腕を獲得する可能性が高いことを伝えた。

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 また、同右腕の昨シーズンの活躍について「シャーザーは2024年、これまでのMLBでの17年間のキャリアの中でおそらく最も注目に値しないシーズンだった」と評価した。

 その上で、同専門サイトは、「シャーザーは(昨季)キャリア最低の43・1/3イニングを投げた。また、昨オフに背中の手術を受けたため、回復のために24年シーズンの初めは少なくともしばらく欠場すると予想されていた。しかし、さらに上腕三頭筋の神経刺激、肩の疲労、ハムストリングの緊張などの問題が起こってしまい、シャーザーとレンジャーズ全体にとってほぼ失われたシーズンとなった」と不甲斐ない結果となったことを伝えている。

 さらに同専門サイトは、ブルージェイズが昨季74勝88敗とつまずき、最下位に終わったことに触れた上で、40歳右腕との契約はブ軍にとって「難航するかもしれない」と指摘。さらに同右腕は「選択肢があるなら優勝候補チームでプレーすることを望むだろう」と予測している。

 今オフにはヒューストン・アストロズからFAとなっていた41歳ジャスティン・バーランダー投手がサンフランシスコ・ジャイアンツと1年1500万ドル(約23億7000万円)で契約を結び、レジェンド投手の去就が話題となった。ブ軍の獲得が噂されているシャーザーの今後の動向からも目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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