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MLB

打倒ドジャースへ、ヤンキースがパドレスのエースを補強か「このオフ最後のトレードを行なう可能性が」「シーズン後には1億ドル超え投手に」ヤ軍メディアなど報道

THE DIGEST編集部

2025.01.28

ヤンキースへのトレード移籍の可能性が報じられたシーズ。(C)Getty Images

ヤンキースへのトレード移籍の可能性が報じられたシーズ。(C)Getty Images

 2024年のワールドシリーズでロサンゼルス・ドジャースに敗れたニューヨーク・ヤンキースが、さらなる補強を行なうかもしれない。ヤンキース専門メディア『Yanks Go Yard』は、「ドジャースを無力化するために、今オフ最後のトレードを行なう可能性」と出した記事でサンディエゴ・パドレスのエース、ディラン・シーズをトレードで獲得するかもしれないと報じている。

「ヤンキースとパドレスは、お馴染みのトレード相手だ。最近では、フアン・ソトの大型トレードを行なっている。その取引は結果的に両者にとっていい結果となった。そして今回はシーズの取引だ。決して現実不可能な取引ではないだろう。契約最終年のシーズは、シーズン終了後にFAとなる。年俸を削減したいパドレスは引き留めるには難しいだろう。一方のヤンキースは財政的に柔軟に対応できる」

 米メディア『Sporting News』によると、今オフにパドレスと1年1375万ドル(約21.2億円)の契約を結んだ29歳のシーズは、25年シーズン終了後には5年1億800万ドル(約166億円)の契約を手にすると言われているという。

【動画】24年7月にシーズがノーヒットノーラン! 全27アウトのハイライト
 
 今オフにヤンキースは先発のマックス・フリードと8年総額2億1800万ドル(約331億円)で、救援右腕のデビン・ウィリアムズをトレードで獲得と投手陣を補強。また、打者には19年のMVP受賞者コディ・ベリンジャーをトレードで獲得し、22年にMVPを受賞したFAのポール・ゴールドシュミットとも契約。フアン・ソトと契約できなかったものの、大きな補強を繰り返している。こんなチームに、24年にノーヒットノーランを達成したシーズが加われば、ドジャースの連覇を阻止できるかもしれない。

「25年のヤンキースの先発ローテーションは、ゲリット・コール、フリード、カルロス・ロドン、ルイス・ヒル、マーカス・ストローマン、そしてシーズの6人制になるかもしれない。サンディエゴは25年7月末のトレード期限までシーズを手放さないかもしれないが、我々が知る限り、シーズは獲得可能な選手であり、ヤンキースがブロンクスに連れてくる可能性を模索しない理由はない」

 ブレイク・スネル、佐々木朗希、タナー・スコットと一線級の投手を次々と補強したドジャースに対し、ヤンキースも大型補強で投手陣を強化するのか。ヤンキースの動きに注目したい。

構成●THE DIGEST編集部

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