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「キングの帰還だ!」前ド軍フラハティ、2年最大4500万ドルで古巣タイガースへ「ずっと待っていたニュース」地元メディアやファンが大歓喜「ついに活気が戻った」

THE DIGEST編集部

2025.02.04

ドジャースからFAとなったフラハティの新天地はタイガースのようだ。(C)Getty Images

ドジャースからFAとなったフラハティの新天地はタイガースのようだ。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースからFAとなっていたジャック・フラハティが、古巣デトロイト・タイガースと2年3500万ドル(約54.2億円)で合意したようだ。米放送局『ESPN』のジェフ・パッサン記者が報道し、1年目終了後のオプトアウトの権利も含まれているという。

 また、米メディア『The Athletic』のケン・ローゼンタール記者によると、2025年の年俸は2500万ドル(約38.7億円)で、2年目の26年は保証額の1000万ドル(約15.4億円)に加え、15試合に出場すれば2000万ドル(約31億円)に増額となり、最大4500万ドル(約69.7億円)になる契約のようだ。

 フラハティはセントルイス・カーディナルス、ボルティモア・オリオールズを経て、24年は1年契約でタイガースに在籍。18試合に先発して7勝5敗、防御率2.95の成績を残し、7月のトレード期限直前にドジャースに移籍した。

 ドジャースでは10回の登板で6勝2敗、防御率3.58をマーク。ポストシーズンのリーグ優勝決定シリーズとワールドシリーズでそれぞれ開幕投手に指名されるなど、故障者が続出した先発陣の中心として、ワールドシリーズ制覇に貢献した。

 しかし、ドジャースは今オフに、サイ・ヤング賞を2度受賞したブレイク・スネルをはじめ、佐々木朗希とも契約。さらに23年9月に右肘を手術した大谷翔平がマウンドに戻ってくる状況もあり、ドジャースはフラハティとの再契約を見送った。

 一方、24年にも所属したタイガースの専門メディア『Motor City Bengals』もフラハティの復帰に反応。「フラハティがタイガースへ。29歳の右腕はドジャースでの背番号0ではなく、タイガース時代につけていた背番号9のユニホーム姿の写真を公開した」と、フラハティが自身によるタイガースへの移籍匂わせ投稿を紹介した。さらに、「ついにモーターシティに活気が戻って来た。フラハティとの契約は数少ない希望の兆しのひとつだった」と喜びの心境を文字にしている。

【画像】タイガース時代と同じ背番号9の後ろ姿をアップした、フラハティの匂わせ投稿!
 
 フラハティの古巣復帰に、タイガースファンもまた興奮していた。

「おかえり。ここがあなたの居場所だ」「おめでとう、素晴らしい1年になりますように」「戻ってきた! とてもうれしい」「キングの帰還だ!」「シーズンが楽しみになった」「興奮してしまった」「ずっと待っていたニュース」「Yess!!!!」「さぁ、いこう!」

 一方、ワールドシリーズ制覇に貢献した右腕を見送るドジャースファンも、フラハティの投稿にコメント。

「永遠のチャンピオンだ」「いなくなると寂しくなる」「ありがとうジャック」「ドジャースの伝説に永遠に刻まれた」「24年のタイトルをありがとう」「あなたなしでは優勝できなかった」「タイガースで頑張って」「デトロイトでの成功を祈る」「LAは君を忘れないよ」「君いつまでのドジャースの一員だ」「またトレードでドジャースに来るのが待ちきれない」

 このようにドジャースファンは、24年のチームに対する大きな貢献に賛辞を送り、さらには新天地での活躍を祈っていた。

構成●THE DIGEST編集部

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