現地２月３日、米データサイト『Baseball Prospectus』が導入している成績予想システム『PECOTA』が、2025年シーズンの順位を予測。24年王者のロサンゼルス・ドジャースは、勝率.641、地区優勝の確率「97.7%」、ポストシーズン進出「100%」、ワールドシリーズ制覇「20.7%」など、圧倒的な数字が算出された。

　これを受け、同球団のニュースを専門的に発信している米メディア『True Blue LA』は、一本の記事を掲載。昨季の成績や今オフの大型補強を踏まえたうえで、「『Baseball Prospectus』がドジャースを25年最高のチームと評すのは、さほど驚くことじゃない」「予測というのは、当然ながら控えめになりがちだ」などと反応した。

　今回、MLB30球団のうち100勝以上が予想されているのは、ドジャース（103.8勝、58.2敗）だけ。次点のアトランタ・ブレーブス（92.4勝、69.6敗）にも大差をつけており、同メディアのエリック・スティーブン記者は、「極端な外れ値」と記述。これは、「（ニューヨーク・）ヤンキースが109勝すると予想された03年以来、最も大きな数字だ」という。

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  　24年シーズンには、30球団で最高の勝率（.605、98勝64敗）を記録しているドジャースは、今オフにも大型補強を敢行しており、ワールドシリーズ連覇への期待が大きい。こうした点を踏まえ、記事の終盤では、「（103.8勝は）妥当な数字と言えるだろう。むしろ控えめな見積もりかもしれない」との見解が示された。

　はたして王者ドジャースは25年シーズンにどんな戦いを繰り広げるのか。今回『PECOTA』が発表したナ・リーグ西地区の順位予測は、以下の通りだ。

１位 ロサンゼルス・ドジャース（103.8勝、58.2敗、勝率.641）
２位 アリゾナ・ダイヤモンドバックス（86.4勝、75.6敗、勝率.533）
３位 サンディエゴ・パドレス（82.5勝、79.5敗、勝率.509）
４位 サンフランシスコ・ジャイアンツ（78.0勝、84.0敗、勝率.481）
５位 コロラド・ロッキーズ（55.5勝、106.5敗、勝率.343）

構成●THE DIGEST編集部

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