2月5日都内で開かれた株式会社ワコール(京都府)のウェアブランド「CW-X」の新商品発表会に、同社のアドバイザリーパートナーで「Team CW-X」のキャプテンを務めるイチロー氏(MLBシアトル・マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)が出席。子どもたちへの指導や向き合い方についての自論などを語った。
【画像】イチローが日本人初の米野球殿堂入り!シアトルでの会見の様子をお届け! 引退後、高校球児を中心に次世代との交流を精力的に続けているイチロー氏。子どもたちに指導する中で意識していることを問われたイチロー氏は「レベルもそれぞれ違うと思うので、悩むところだと思うんですけど」と前置きしつつ、「僕は結局、僕の全力を見せる」と回答。「誰がいようとしても僕の今の全力を見せることで『プロってこういうものなんだ』って(示す)。中学生だろうと小学生だろうと、その時の僕の全力のパフォーマンスを感じ取ってもらう。それが大事なことだと思っているので、あまり(指導する相手の)レベルに合わせて自分のパフォーマンスは落とさないということを意識しています」と熱弁した。
その言葉通り、毎年催されている女子高校野球選抜とのエキシビションマッチでも、女子高校生相手に130キロ台後半の速球を容赦なく投げ込んでいるイチロー氏。「『いやお前、ちょっとは手加減しろよ』という声はあるんですけど、そうすると彼女たちのレベルがどうなっているのかを測れない。僕らが全力でやるからそれは測れるわけなんです。それを基準にする。分かりやすくて(子どもたちに)響きやすいと僕は思います」と“本気のイチロー”を披露する意義を説明した。
さらに、イチロー氏は「そうすると、僕もやらなきゃしょうがないでしょ。1週間だけ練習してやったって身体ぶっ壊すだけなんで。常にやってなきゃいけないんですよ。それを支えてくれているのがCW-Xなんですけど。継続することにつながると思います」と続け、子どもたちへの指導がモチベーションにつながるとまとめた。
取材・文●谷健生(THE DIGEST編集部)
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その言葉通り、毎年催されている女子高校野球選抜とのエキシビションマッチでも、女子高校生相手に130キロ台後半の速球を容赦なく投げ込んでいるイチロー氏。「『いやお前、ちょっとは手加減しろよ』という声はあるんですけど、そうすると彼女たちのレベルがどうなっているのかを測れない。僕らが全力でやるからそれは測れるわけなんです。それを基準にする。分かりやすくて(子どもたちに)響きやすいと僕は思います」と“本気のイチロー”を披露する意義を説明した。
さらに、イチロー氏は「そうすると、僕もやらなきゃしょうがないでしょ。1週間だけ練習してやったって身体ぶっ壊すだけなんで。常にやってなきゃいけないんですよ。それを支えてくれているのがCW-Xなんですけど。継続することにつながると思います」と続け、子どもたちへの指導がモチベーションにつながるとまとめた。
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