現地2024年9月3日のロサンゼルス・ドジャース戦で、MLB歴代3位となる球速105.5マイル(約169.8キロ)をマークしたロサンゼルス・エンジェルスの剛腕ベン・ジョイスが、さらなるスピードを追求している。
24歳のジョイスは『MLB.com』のレッド・ボリンジャー記者のインタビューで、「もっと早い球を投げられると思う。最大限の成果を得るために、毎日、肉体的に追い込んでいるからね」と語った。
ジョイスがMLB歴代3位の球速を記録したのは、9月3日に行なわれた「フリーウェイ・シリーズ」のドジャース戦だった。打者はトミー・エドマン。2つの変化球で0ー2と追い込むと、最後は105.5マイルを計測した渾身のストレートで空振り三振に打ち取った。
MLB歴代最速は、アルディロス・チャップマンが2010年に叩き出した105.8マイル(約170.3キロ)で、歴代2位もチャップマンが16年に出した105.7マイル(約170.1キロ)。続いてジョイスの105.5キロが歴代3位となっている。
ジョイスはテネシー大学3年時に、すでに105.5マイルを記録しており、プロ入り3年目となる25年シーズンに、自己最速を更新する自信に溢れている。
「アナハイムでのドジャース戦は、多くの人にとって大事な試合だった。アドレナリンが出ていて、集中力も高まっていた。そんな試合で投げるのは大好きだね。球速は完全に確信を持っていた。105.5マイルというスピードは、かなりクレイジーな感覚だ」
【動画】大学時代とエンジェルスで記録した、ジョイスの驚愕105.5マイル!
米誌『Sports Illustrated』はドジャース戦でのジョイスの105.5マイルについて、「あの瞬間、この若手投手が球界トップクラスの“火炎放射器”という評判を確固たるものにした。右腕にとって忘れられない夜になった」と当時を振り返っている。
エンジェルスでクローザーを任されるジョイスは、『MLB.com』でのインタビューで、「75試合以上で投げられる身体を維持するためには、自分自身を鍛えることが一番。身体的にも精神的にも、これまでで最高の状態にあると思う。フルシーズンで何が起きてもいいように、準備はできていると感じている」と語った。
ジョイスは、MLBデビューを果たした23年シーズンに、12度の登板で1勝1敗、4ホールド、防御率5.40をマーク。24年は1度の先発を含む31試合の登板で、2勝0敗、8ホールド、4セーブ、防御率2.08と好成績を残した。
迎える25年シーズン、剛腕ジョイスはどれほどの数字を出せるのか、大きな注目が集まっている。
構成●THE DIGEST編集部
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ジョイスがMLB歴代3位の球速を記録したのは、9月3日に行なわれた「フリーウェイ・シリーズ」のドジャース戦だった。打者はトミー・エドマン。2つの変化球で0ー2と追い込むと、最後は105.5マイルを計測した渾身のストレートで空振り三振に打ち取った。
MLB歴代最速は、アルディロス・チャップマンが2010年に叩き出した105.8マイル(約170.3キロ)で、歴代2位もチャップマンが16年に出した105.7マイル(約170.1キロ)。続いてジョイスの105.5キロが歴代3位となっている。
ジョイスはテネシー大学3年時に、すでに105.5マイルを記録しており、プロ入り3年目となる25年シーズンに、自己最速を更新する自信に溢れている。
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エンジェルスでクローザーを任されるジョイスは、『MLB.com』でのインタビューで、「75試合以上で投げられる身体を維持するためには、自分自身を鍛えることが一番。身体的にも精神的にも、これまでで最高の状態にあると思う。フルシーズンで何が起きてもいいように、準備はできていると感じている」と語った。
ジョイスは、MLBデビューを果たした23年シーズンに、12度の登板で1勝1敗、4ホールド、防御率5.40をマーク。24年は1度の先発を含む31試合の登板で、2勝0敗、8ホールド、4セーブ、防御率2.08と好成績を残した。
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