現地5日、米スポーツサイト『The Sporting News』によると、ボストン・レッドソックスが最後にポストシーズンに進出したのは2021年で、アメリカン・リーグ優勝決定シリーズまで進んだものの、ヒューストン・アストロズに4勝2敗で敗れた。それ以来、3シーズンのアメリカン・リーグ東地区の成績は22年、23年が５位、昨季は３位でシーズンを終えている。

　春季トレーニング開始まであと数日という時点で『FanGraphs』（MLBの分析データサイト）によると、25年のレッドソックスのプレーオフ進出の可能性は、50％に満たない45.3％だという。これはMLB全体で16番目に位置し、テキサス・レンジャーズ（49.9％）に次ぎ、トロント・ブルージェイズ（40.7％）のすぐ前に位置しているという。

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『FanGraphs』によれば、レッドソックスがブレグマンを獲得すれば、右打者と堅実な内野守備陣の不足が補われることで、ポストシーズン進出の可能性は10.8％向上し、56.1％になると予測している。そうなれば、他の30球団のポストシーズン進出の可能性も変動するだろうが、その確率は現時点でニューヨーク・ヤンキース（60.7%）に次いで8番目に高い確率となるという。

　もちろん、これらはあくまで予測であり、もしレッドソックスがブレグマンを獲得することで本当に戦力が大幅に向上するのであれば、彼を獲得するために、もっと本腰を入れて獲得に動くべきだと『The Sporting News』は指摘している。

構成●THE DIGEST編集部

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