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「えっ! 野球なの?」“テニス巨星夫妻”の23歳愛息がWBCドイツ代表入りでネット騒然!「どっちに似てるのかな」「投手なのが意外」

THE DIGEST編集部

2025.02.15

テニス界の伝説であるアガシ&グラフ夫妻。野球を選択した長男はWBC本大会出場に挑戦する。(C)Getty Images

 現地2月14日、MLB公式サイトのマイケル・クレア記者が寄稿した記事が大きな話題を呼んだ。テニス界に君臨する二大レジェンド、アンドレ・アガシ氏とシュテフィ・グラフ氏。合わせてグランドスラム優勝30回を誇るスーパーレジェンド夫妻の愛息が、なんとワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に臨むドイツ代表のメンバーに選出されたというのだ。
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 23歳になる長男の名前はジェイデン・アガシ。ラケットではなくグローブを選んだ若者は「アガシはテニスの代表的な苗字。でも僕はそれを野球のものにしたいんです」と話す。ラスベガス生まれで、幼い頃は父が戦う全米オープンなどの会場で声援を送ったが、気づけば野球に夢中になっていたという。「マウンドに立つのがとにかく好きで、ずっとピッチャーです。高校に上がってから成長期を迎えてより力を発揮できるようになりました」と振り返る。

 その高校時代はトミー・ジョン手術を受けるなど苦難の日々も過ごしたが、USC(南カリフォルニア大学)に進学してさらに進化し、投球術に磨きをかけた。クレア記者は「大学でのアガシは通算117回2/3に登板して防御率6.20と結果はパッとしなかったが、運動神経とセンスは図抜けていた。昨年はMLBドラフトリーグのマホーニングバレー・スクラッパーズで活躍。90マイル(約145キロ)台前半のシンカー、80マイル(約135キロ)台半ばのチェンジアップやスライダーを投げ、防御率2.96をマークしたのだ」と紹介している。
 
 今回は母親の母国であるドイツの代表チームを選択し、WBC代表としてアリゾナ州ツーソンで開催される予選に出場する。3月2日にスタートする総当たりのリーグ戦で、ドイツは中国、コロンビア、ブラジルと対戦。上位2チームに食い込めば、2026年の本大会への切符を獲得できる。

 驚きのニュースを受けて、ネット上ではさまざまな反応が寄せられた。「えっ! 息子さんはテニスじゃなくて野球なの?」「どっちに似てるのかな」「野手ではなく投手なのが意外ですね」「これから楽しみだな」「マジでビックリした!」「フィジカルはモンスターに見える」「両親と別の道。それはそれでロマンある」など、日本でも小さくない反響を呼んでいる。

構成●THE DIGEST編集部

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