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「打線はドジャースより上」メッツ選手の“強気発言”に米メディア反応 両軍ラインアップを分析 「スター選手揃いだが…」

THE DIGEST編集部

2025.02.15

昨年はリーグ優勝決定シリーズで激突したドジャースとメッツ。はたして、今季はどのような戦いをみせてくれるだろうか。(C) Getty Images

 ストーブリーグを沸かせた2球団をめぐり、米国内で議論が沸き起こっている。現地メディア『CLUTCHPOINTS』が現地時間2月13日、ロサンゼルス・ドジャースとニューヨーク・メッツの打線を比較する内容の特集記事を配信した。

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 これは、メッツのフランシスコ・アルバレスが、地元紙『NEW YORK POST』の取材で、フアン・ソトの加入などから、「打線はドジャースよりメッツが上」と語ったと報じられ、この発言を受け『CLUTCHPOINTS』が反応。マーク・ビエントスもアルバレスに「同調した」と伝えており、同メディアは、「メッツはスター選手揃いの打線にソトを加えた。だが、それでもドジャースより強力な打線と言えるのか?」などと問いかけながら、ラインナップの顔触れについて論じている。
 

 同メディアはまず、ソトや大谷翔平らそれぞれの主軸の名前を挙げ、以下の様に分析する。

「両チームとも上位3人はスーパースター揃いだ。ドジャースのショウヘイ・オオタニ、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマンはいずれもMVP経験者であり、ワールドシリーズ制覇への道のりで圧巻のシーズンを過ごした。一方のメッツもフランシスコ・リンドーア、フアン・ソト、ピート・アロンソと並べるが、MVP級の実績では劣る」

 続けて、「上位3人の比較ではドジャースに軍配が上がる。ただし、今季メッツが打撃面で彼らを上回る可能性は十分にある」と見通している。

 さらに、各チームの中軸となる3選手にも言及。「次の3人」として、メッツではブランドン・ニモ、ビエントス、ジェシー・ウィンカー、ドジャースからはテオスカー・ヘルナンデス、マックス・マンシー、ウィル・スミスの名前を並べており、「この層の比較では、ニューヨークにはないヘルナンデスの強烈な長打力を考慮し、ドジャースに分がある」と主張する。

 そして打線下位を担う打者として、ドジャースからはマイケル・コンフォート、トミー・エドマン、キム・ヘソンの3名。同メディアは、「上位6人が強力なため期待値は低めだが、伸びしろは大きい」と評価。一方のメッツの3選手、アルバレス、ジェフ・マクニール、ホセ・シリについてはいずれも「守備の要」と位置付けている。

 これらの考察を踏まえ同メディアは、現時点では、「ドジャース打線が一歩リード」と評している。昨季の内容からも妥当な結論にも思えるが、やはりはっきりとした答えはシーズン開幕を待つ必要があるのかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部
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