現地２月17日、米老舗メディア『Sports Illustrated』は、「2025年ナ・リーグのMVPオッズ（ショウヘイ・オオタニに追いつく選手はいるか？）」と題した記事を配信。米大手ブックメーカー『FanDuel Sportsbook』の数字を取り上げており、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は、「+155（賭け金100ドルで配当が+155ドル）」で１番人気となっている。

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　打者専念の昨季は、出場159試合で打率.310、54本塁打、130打点、59盗塁、OPS1.036とハイアベレージを叩き出した大谷。前人未到の「50-50（50本塁打、50盗塁）」を達成すると、さらに本塁打と打点の打撃二冠、自身初のワールドシリーズ（WS）制覇、２年連続３度目の満票MVP受賞などと、記録ずくめの１年を過ごした。

　二刀流復帰を目指す今季の活躍にも大きな注目が寄せられており、記事内で同メディアのリード・ワラック記者は、「ショウヘイ・オオタニがナ・リーグMVPの圧倒的な最有力候補としてシーズンを迎える」と報道。「トミー・ジョン手術から投手復帰する準備が整った今、オオタニのオッズは、ダントツの１番人気だ」と現地の期待を伝えている。
  　なお大谷以外には、MLB史上最高額の15年総額７億6500万ドルでニューヨーク・メッツと契約を交わしたフアン・ソトにも熱い視線が注がれており、「地球上で最も恐れられている打者の一人だ」と記述。また、サンディエゴ・パドレスのフェルナンド・タティスJr.は、「ソトとともに野球界の若手スターだ」と紹介されていた。

　この他にも同僚ムーキー・ベッツなど、スター選手がひしめく今季のナ・リーグだが、はたして誰がMVPを獲得するだろうか。今回引用されたオッズの上位選手は、以下の通りだ。

大谷翔平（ドジャース） +155
フアン・ソト（メッツ） +500
フェルナンド・タティスJr.（パドレス） +800
ムーキー・ベッツ（ドジャース） +1300
カイル・タッカー（シカゴ・カブス） +1400
ブライス・ハーパー（フィラデルフィア・フィリーズ） +1800
エリー・デラクルーズ（シンシナティ・レッズ） +2000
フランシスコ・リンドーア（メッツ） +2200
ロナルド・アクーニャJr.（アトランタ・ブレーブス） +2500
フレディ・フリーマン（ドジャース） +3300
ケテル・マルテ（アリゾナ・ダイヤモンドバックス） +3300

構成●THE DIGEST編集部

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