ロサンゼルス・ドジャースは、2025年シーズンに向けて昨季不安視された先発投手陣が強化された。佐々木朗希とブレイク・スネルを獲得し、大谷翔平、タイラー・グラスノーが負傷後のリハビリから戻ってくる。昨季は夏場に離脱を余儀なくされた山本由伸も終盤戦には復帰し、ポストシーズンで健在ぶりを示している。
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　この5人に加えて、27歳の右腕ダスティン・メイも再び健康な姿を見せてくれるはずだ。メイはここ数年、度重なる怪我に悩まされており、2024年も例外ではなかった。しかし、昨年に関してはシーズンの大半を棒に振ったのは、深刻な健康上の問題が原因だったと、米スポーツサイト『The Sporting News』が19日に報じた。
  　メイは最近、サラダの一部が喉に詰まったために食道が裂け、危うく命を落とすところだったと語った。

「みんなが知っているよりも、あるいは想像するよりもはるかに大変なことだった。なぜなら、このようなことが起こるのは非常に稀だから。原因は単なる食べ物の詰まりだったが、通常食べ物は食道を通過して胃に送られる。しかし今回の場合は、食べ物が食道を下る代わりに、食道の外側に向かって押し出されるような形で破裂を引き起こしてしまったんだ」

　事件が起きたとき、メイと妻は夕食に出かけていた。メイは水で食べ物を飲み込もうとした時に食道が破裂した。幸運なことにメイは一命を取り留め、2025年に投球する予定だ。医師がCTスキャンで何が起こったのか見抜けなかったら、死につながった可能性があると、同メディアは伝えている。

　命の危機を乗り越えたメイ。2025年に復活を期す彼は、どのような投球を見せてくれるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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