MLB

佐々木朗希がライブBP初登板で魅せた令和の怪物たる衝撃。大谷翔平、山本由伸の“頼れる先輩感”を告白「分からないことだらけだったので…」

THE DIGEST編集部

2025.02.20

ライブBPに初登板したドジャースの佐々木。(C) Getty Images

 怪物右腕が挨拶替わりの快投をみせた。

 ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希が現地2月19日、米アリゾナ州グレンデールでのスプリングキャンプで初めて実戦形式の練習となるライブBPで登板。27球を投げて安打性の当たりは1本にとどめる、ほぼ完璧な内容を魅せた。
【動画】佐々木朗希が初のライブBPに登板!

 先輩である山本由伸、この日は完全休養日だった大谷翔平ら主力選手がズラリと打撃ゲージ後方に勢揃いし、デーブ・ロバーツ監督も視察するなど日本人右腕の実戦登板は異様な注目となった。

 佐々木は最初に打席に立ったデビッド・ボートから見逃し三振を奪うと、ミゲル・ロハスには153キロの速球を投げて左飛に抑えるなど、主力相手に許したヒットは1本のみ。27球を投げて2奪三振と上々のピッチングだった。
 
 練習後、現地記者の囲み取材に応じた佐々木は「ブルペンの感覚よりも、いい状態で投げられたかなと思います」と答え、「バッター相手にメジャーのボールで投げたりだとか、久しぶりの実戦で感覚がまだ戻ってきてないので、そこを確かめるっていう感じで投げてました」と汗をぬぐった。

 また、WBCでチームメイトだった大谷や山本といった先輩メジャーリーガーの存在について地元メディア『Dodgers Nation』のダグ・マッケイン記者から質問されると、「(2人には)キャンプ初日から分からないことだらけで助けてもらっていた。これからシーズンが始まってくるなかでまた分からないことが増えてくると思うので、そのときになったらまた話そうと思います」と答え、頼れる先輩がルーキー右腕の心の支えになっていることを明かした。

 マイナー契約での加入ながら、連日のように多くのメディアやファンから熱い視線を送られる佐々木。春キャンプには招待選手として参加している立場でありながら、常勝軍団のなかでも背番号11の注目度はピカ一だ。

構成●THE DIGEST編集部

【記事】「これはすごい!」ドジャースが1866年創業の"老舗酒造メーカー"と契約!公式採用にX騒然「大分の誇り」「世界の二階堂になった」

【記事】ダルビッシュ有、自身への"人種差別行為"を水に流して因縁選手の獲得に理解。GMが3回確認も「気にしない」

【記事】「ほぼすべてを達成した大谷翔平が、成しえていない偉大な記録」史上7人目のW受賞に米メディア期待「14年のカーショウ以来…」
NEXT
PAGE
【動画】佐々木朗希が初のライブBPに登板!