MLBは近年、米国以外での試合開催を推し進めており、今季もロサンゼルス・ドジャースとシカゴ・カブスによる東京での開幕シリーズが予定されている。昨年も韓国、イギリス、メキシコなどで公式戦が行われ、これらは野球競技の国際的な普及が目的であることに他ならない。
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また2000年代に入り、「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」や「プレミア12」もスタートし、それぞれが回数を重ねてきており、国際舞台における各国代表チームによるゲームへの注目度も高まっている。
その中で、米メディア『THE SPORTSRUSH』が野球の世界的な普及の現状について論じるトピックを現地時間2月20日に配信。「野球は本当に国際的なスポーツになりつつあるのか?」などと問いかけている。
同メディアは、昨年のロンドンでのMLB公式戦で「2試合で11万人もの観客を動員した」などと強調しており、また2023年のWBCについても、「決勝戦ではアメリカ国内で500万人、日本では6000万人もの視聴者を記録し、大成功を収めた」と振り返っている。
これまでのMLB機構を中心とした活動の内容を紹介し、多くの功績もあったと伝える同メディアは、さらなる普及に向けては「障害」も少なくないと指摘する。世界的な人気の面でサッカーなどに劣っているとして、「野球がその壁を突破するのは容易ではない」と断じており、また若年層の関心の低さも挙げている他、アメリカ大陸や日本、韓国など一部の国以外でのプロリーグの有無やレベルにも言及。「欧州ではオランダとイタリアに主要なプロリーグが存在するものの、それ以外の地域では普及が困難」と訴えている。
その上で同メディアは、「野球が国際的に広がっているのは明らかだ。実際、MLBにおける外国籍選手の割合は過去25年間で10%増加している」などと主張しながらも、「とはいえ、まだ課題は残る。各国でアカデミーを設立し、放映権契約を結び、国際試合の開催を継続することで、ヨーロッパやアフリカを含む新たな市場への進出を図る必要がある」と結論付けている。
もちろん、メジャーリーグや各種国際大会への関心度はここ数年で格段に向上したことは間違いない。それでもやはり、競技人口などを踏まえても、盛んである国はまだごくわずかであることも確かだ。やはり今後も、スポーツとしての魅力をどのように、そしてどれだけ多くの人々に、伝えていくのかを模索し続ける必要があるだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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また2000年代に入り、「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」や「プレミア12」もスタートし、それぞれが回数を重ねてきており、国際舞台における各国代表チームによるゲームへの注目度も高まっている。
その中で、米メディア『THE SPORTSRUSH』が野球の世界的な普及の現状について論じるトピックを現地時間2月20日に配信。「野球は本当に国際的なスポーツになりつつあるのか?」などと問いかけている。
同メディアは、昨年のロンドンでのMLB公式戦で「2試合で11万人もの観客を動員した」などと強調しており、また2023年のWBCについても、「決勝戦ではアメリカ国内で500万人、日本では6000万人もの視聴者を記録し、大成功を収めた」と振り返っている。
これまでのMLB機構を中心とした活動の内容を紹介し、多くの功績もあったと伝える同メディアは、さらなる普及に向けては「障害」も少なくないと指摘する。世界的な人気の面でサッカーなどに劣っているとして、「野球がその壁を突破するのは容易ではない」と断じており、また若年層の関心の低さも挙げている他、アメリカ大陸や日本、韓国など一部の国以外でのプロリーグの有無やレベルにも言及。「欧州ではオランダとイタリアに主要なプロリーグが存在するものの、それ以外の地域では普及が困難」と訴えている。
その上で同メディアは、「野球が国際的に広がっているのは明らかだ。実際、MLBにおける外国籍選手の割合は過去25年間で10%増加している」などと主張しながらも、「とはいえ、まだ課題は残る。各国でアカデミーを設立し、放映権契約を結び、国際試合の開催を継続することで、ヨーロッパやアフリカを含む新たな市場への進出を図る必要がある」と結論付けている。
もちろん、メジャーリーグや各種国際大会への関心度はここ数年で格段に向上したことは間違いない。それでもやはり、競技人口などを踏まえても、盛んである国はまだごくわずかであることも確かだ。やはり今後も、スポーツとしての魅力をどのように、そしてどれだけ多くの人々に、伝えていくのかを模索し続ける必要があるだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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