MLBはいよいよオープン戦がスタート。初戦から各球団主力プレーヤーの活躍の様子なども伝えられている。
【動画】デラクルーズの特大450フィート&409フィート弾
そんななかで、シンシナティ・レッズでメジャー3年目のシーズンに臨む、エリー・デラクルーズがいきなりド派手なパフォーマンスを披露した。現地時間2月22日に行なわれたクリーブランド・ガーディアンズ戦に先発出場すると、第1、第2打席で連続本塁打。しかも左打席で450フィート(約137メートル)、右打席で409フィート(約125メートル)の飛距離をマークする特大アーチで、スイッチヒッターとしての長打力を存分に見せつけた。
もちろん、新シーズンではデラクルーズのもうひとつの武器である“足”にもファンの期待が寄せられている。1年目の2023年シーズンの盗塁数は35個、昨年は盗塁王に輝く67個を数えた。身長196㎝を誇る23歳の驚異的な身体能力は、まさにMLB全体においても見どころのひとつだと言えるだろう。
米メディア『The Sporting News』でも2月22日、デラクルーズのオープン戦初戦の活躍を報じている。「クリーブランド戦に出場し、開始早々から観客を沸かせた。まるでシーズン真っ只中のような仕上がりだった」などと評している。
記事では、2打席それぞれの内容もレポート。「彼の持つ最高のポテンシャルが垣間見えた。1回裏、デラクルーズはカウント2-2からトリストン・マッケンジーの球を右中間スタンドへ叩き込んだ」と綴り、さらに、「続く4回の打席では、今度は左腕ローガン・アレンと対戦。スイッチヒッターの彼は左打席に入り、91マイルのフォーシームがど真ん中に入ったところを逃さず、一振りで右中間へ運んだ。飛距離は409フィートだ」として、圧巻の打撃を振り返っている。
また同メディアはデラクルーズについて、「場外にぶっ飛ばすパワーもあれば、シングルヒットを打ってから二塁、三塁、ホームまで盗塁で一気に得点をもぎ取ることもできる」とスキルを称賛。加えて、「今季、30本塁打・30盗塁で『30/30』クラブはもちろん、『40/40』クラブ入りの可能性すらある。スピードはすでに申し分なく、盗塁数が増えるのは時間の問題だろう」などと見通している。
一方、同メディアは課題として「パワーの安定感」を挙げており、「ホームランを打てる力は十分だが、調子を崩すと三振が増え、適切な打球角度をつけられなくなることがある」とも説明する。
現地メディアが指摘する通り、まだまだ伸びしろがある選手。強肩でもファンを沸かせる守備面も含め、今季もデラクルーズのプレーは要注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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【動画】デラクルーズの特大450フィート&409フィート弾
そんななかで、シンシナティ・レッズでメジャー3年目のシーズンに臨む、エリー・デラクルーズがいきなりド派手なパフォーマンスを披露した。現地時間2月22日に行なわれたクリーブランド・ガーディアンズ戦に先発出場すると、第1、第2打席で連続本塁打。しかも左打席で450フィート(約137メートル)、右打席で409フィート(約125メートル)の飛距離をマークする特大アーチで、スイッチヒッターとしての長打力を存分に見せつけた。
もちろん、新シーズンではデラクルーズのもうひとつの武器である“足”にもファンの期待が寄せられている。1年目の2023年シーズンの盗塁数は35個、昨年は盗塁王に輝く67個を数えた。身長196㎝を誇る23歳の驚異的な身体能力は、まさにMLB全体においても見どころのひとつだと言えるだろう。
米メディア『The Sporting News』でも2月22日、デラクルーズのオープン戦初戦の活躍を報じている。「クリーブランド戦に出場し、開始早々から観客を沸かせた。まるでシーズン真っ只中のような仕上がりだった」などと評している。
記事では、2打席それぞれの内容もレポート。「彼の持つ最高のポテンシャルが垣間見えた。1回裏、デラクルーズはカウント2-2からトリストン・マッケンジーの球を右中間スタンドへ叩き込んだ」と綴り、さらに、「続く4回の打席では、今度は左腕ローガン・アレンと対戦。スイッチヒッターの彼は左打席に入り、91マイルのフォーシームがど真ん中に入ったところを逃さず、一振りで右中間へ運んだ。飛距離は409フィートだ」として、圧巻の打撃を振り返っている。
また同メディアはデラクルーズについて、「場外にぶっ飛ばすパワーもあれば、シングルヒットを打ってから二塁、三塁、ホームまで盗塁で一気に得点をもぎ取ることもできる」とスキルを称賛。加えて、「今季、30本塁打・30盗塁で『30/30』クラブはもちろん、『40/40』クラブ入りの可能性すらある。スピードはすでに申し分なく、盗塁数が増えるのは時間の問題だろう」などと見通している。
一方、同メディアは課題として「パワーの安定感」を挙げており、「ホームランを打てる力は十分だが、調子を崩すと三振が増え、適切な打球角度をつけられなくなることがある」とも説明する。
現地メディアが指摘する通り、まだまだ伸びしろがある選手。強肩でもファンを沸かせる守備面も含め、今季もデラクルーズのプレーは要注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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