ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が、“LAトップアスリート”ランキングで堂々の１位に選出された。米放送局『FOX Sports』が現地２月24日の記事で発表した。

「ロサンゼルスほどスポーツスターが多い都市は、ほかにはないかもしれない。現在、LAには６人のMVP選手がいて、ほかの数選手もプレーオフやチャンピオンシップのMVPを受賞している。2011年以来、ロサンゼルスを拠点とするチームは、NFL、NBA、NHL、MLB、MLS、WNBAで合計11回の優勝を果たしている」

MLS：ギャラクシー（11、12、14、24年）、LAFC（22年）
NHL：キングス（14年）
WNBA：スパークス（16年）
NBA：レイカーズ（20年）
MLB：ドジャース（20、24年）
NFL：ラムズ（22年）

　ロサンゼルスを本拠地とするチームの近年の優勝歴を紹介すると、「LAにはたくさんのスーパースターがいるが、そうした選手のなかでトップアスリートは誰なのか」として、次のようなトップ10のランキングを公開した。

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  10位　ジェームス・ハーデン（NBAクリッパーズ）MVP１回
９位　プカ・ナクア（NFLラムズ）
８位　フレディ・フリーマン（MLBドジャース）MVP１回
７位　ジャスティン・ハーバート（NFLチャージャーズ）
６位　マシュー・スタッフォード（NFLラムズ）

５位　ムーキー・ベッツ（MLBドジャース）MVP１回
４位　マイク・トラウト（MLBエンジェルス）MVP３回
３位　ルカ・ドンチッチ（NBAレイカーズ）
２位　レブロン・ジェームズ（NBAレイカーズ）MVP４回
１位　大谷翔平（MLBドジャース）MVP３回

　このように大谷が、NBAやNFLのスーパースターを抑えて１位に選ばれた。

　寸評では、「レブロンを超えるには特別な何かをしなければいけないが、オオタニは24年に特別なことをやってのけた。MLBで史上初めて１シーズンに50本塁打と50盗塁を達成し、54本塁打はリーグトップ、59盗塁は全体２位。満場一致でリーグMVPに選ばれ、北米の主要プロスポーツで満票MVPを３度受賞した初の選手となった」と、前人未踏の50ー50を達成した大谷の24年を称えている。

　また同メディアは、トップ10に入らなかった選手名も発表。ケルシー・プラム（WNBAスパークス）、オリビエ・ジルー（MLS・LAFC）、アンゼ・コピタル（NHLキングス）、カイレン・ウィリアムズ、ジャレッド・バース（以上NFLラムズ）、カワイ・レナード（NBAクリッパーズ）、ジュジュ・ワトキンス（南カリフォルニア大）に加え、大谷、ベッツ、フリーマンに続く４人目のドジャースの選手として、山本由伸の名前を挙げた。

構成●THE DIGEST編集部

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