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MLB

ド軍ベッツの遊撃手挑戦に「なぜそんなことしたいのか分からない」とパ軍マチャド苦言 一方で仲間からは「優れた遊撃手になるのは疑いようがないね」

THE DIGEST編集部

2025.02.27

昨季遊撃手として65試合に出場したベッツ。(C) Getty Images

昨季遊撃手として65試合に出場したベッツ。(C) Getty Images

 外野手として6度のゴールドグラブ賞を獲得しているムーキー・ベッツ(ロサンゼルス・ドジャース)は今季、遊撃手に再転向することが決まった。この決断について、ライバル球団のスター選手から疑問の声が上がっている。

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 ベッツはキャリアの大半を外野で過ごしており、メジャーでの遊撃手としての経験は、2023年の16試合と、昨季途中に負傷離脱するまでの65試合のみ。23年の遊撃手としての守備率(守備機会のなかで失策しなかった割合)は.935、24年は.963だ。昨季、ドジャースで遊撃手として82試合に出場したミゲル・ロハスは守備率.993であり、もちろん単純比較はできないものの、数字に表れる面では大きな差が開いた。

 米大手紙『USA TODAY』が現地2月24日に配信した記事によると、サンディエゴ・パドレスの三塁手マニー・マチャドはベッツの遊撃手転向について、「なぜそんなことをしたいのか分からない」と疑問を呈したという。「ベッツがやろうとしていることはクレイジーだよ。(ベッツは外野手として)ゴールドグラブ受賞者だ。とても優れた外野手なんだ。なぜこんなに要求の厳しいポジションをプレーするんだ? 体にとても大きな負担もかかる」と32歳ベッツが身を置くべき場所は内野ではないとの見解を示した。

 一方、昨季のベッツの守備を一番近くで見てきたドジャースの三塁手マックス・マンシーは、「ムーキーはムーキー。私が今まで見た中で最高のアスリートだ」と評価。「(遊撃手のポジションで)より素晴らしく、より自然に見え始めている。ムーキーは本当にそれを楽しんでいるんだ。非常に優れた守備の遊撃手になることは誰が見ても疑いようがないね」と底知れぬポテンシャルに期待を込めた。

 そして、今年の春季キャンプでベッツの守備を見たデーブ・ロバーツ監督も「(昨季より)2つレベル良くなった」とコメント。ベッツ自身も「僕はどんどん上手くなると信じている。今は準備ができていると感じているよ」と自信を見せた。

構成●THE DIGEST編集部

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