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「速球の制球がとても良かった」菅野智之、2回2安打無失点の“圧巻投球”を披露!オリオールズ指揮官も絶賛「さびついているようには見えなかった」

THE DIGEST編集部

2025.02.27

米初登板を果たしたオリオールズの菅野。(C)Getty Images

 MLBボルティモア・オリオールズの菅野智之投手が2月26日(日本時間27日)、フロリダ州ブラデントンでピッツバーグ・パイレーツとのオープン戦に初登板。2回無失点のピッチングで好スタートを切った。
【動画】米デビューのオリオールズ菅野智之が披露した圧巻投球!

 1回先頭打者のトミー・ファムに三塁内野安打を許すが、続くブライアン・レイノルズをスプリットで二ゴロ併殺打に打ち取ると、3番アンドリュー・マカッチェンを146キロのシンカーで遊ゴロに仕留めた。2回も安定したピッチングで無失点に抑え、降板した。

 この日菅野は、2回28球を投げて、そのうち17球がストライクの2安打無失点、1四球を記録。MLB公式のジェーク・リル記者は「打球速度が100マイル以上の打球は2球のみで、どちらもゴロに終わった」と伝えた。
 
 また同記者は、試合終了後、オリオールズ指揮官ブランドン・ハイド氏が菅野について「錆ついているようには見えなかった」「本当にいい投球だったと思う。速球の制球がとても良かった。スプリットもよかった。制球はエリート級で、複数の球種を巧みにコントロールし、ミスもほんのわずかだった。見ていて実に楽しかった」と称賛した。

 菅野の投球にオリオールズ地元メディア『THE BALTIMORE BANNER』も「好調だった」と称賛。試合終了後の取材で、菅野が「初先発で緊張した?」との問いかけに「いいえ」と笑いながら即答したことも伝えた。

 なお、試合はオリオールズがパイレーツに7-3で敗れた。今後の活躍にも注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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