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キム・ヘソンの「守備、勤勉さを高く評価」も…カクタスリーグで露呈した打撃の課題で開幕スタメン遠のく? ド軍GM「春季トレーニングで成長見極める」

THE DIGEST編集部

2025.02.27

打撃で苦労しているキム・ヘソン。(C) Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースがキム・ヘソンと契約した際、開幕戦の二塁手として先発することが期待されていた。しかし、春季トレーニングの序盤戦で、彼の開幕ロースター入りは不透明になっていると、現地26日、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』が報じた。
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 守備の名手として知られるキム・ヘソンだが、打撃のほうでメジャーリーグのピッチャーへの適応に苦労している。ドジャースのブランドン・ゴメスGMは「開幕日までにロースターがどうなるか、彼の状態など、多くの未知数がある。しかし、彼のエネルギー、守備、そして勤勉さを高く評価している」と述べ、キム・ヘソンがシーズンをどこでスタートするかについての明言を避けた。
 
 また、ゴメスGMは「彼は優れたバットコントロールを持っているが、長打力と変化球への対応力に課題がある」と指摘。同メディアも、キム・ヘソンが打撃練習で苦戦している様子を伝えている。カクタスリーグでの最初の4試合で、9打数で内野安打1本、2四球、4三振と苦しみ、強打の基準となる時速95マイルを超えた打球は1本にとどまっている。

 ゴメスGMは、キム・ヘソンの打撃にはさらなる練習が必要だと考えており、春季トレーニングの進捗を見守る方針だという。「春季トレーニングの成り行きを見守り、彼の成長を見極める」と見解を示した。

 キム・ヘソンの開幕ロースター入りは、春季トレーニングでのパフォーマンス次第であり、今後の彼の奮起に期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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