米コロラド大学でワイドレシーバーとコーナーバックの攻守二刀流で活躍するトラビス・ハンターが、自身の二刀流とMLBロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平による投打二刀流を比較。「オレの（二刀流の）方が難しい」と発言し、全米のスポーツ界で物議を醸している。
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　21歳のハンターの発言に米紙『New York Post』のジョン・ヘイマン記者は３月１日、自身のXで「違う。普通の人間なら誰も賛同しない」と反応。ネット上でも数多くの米ファンが反応し、大きな話題となった。
  　そんななか、度々ストレートな発言で論争を巻き起こしている、ニューヨーク・ヤンキースのジャズ・チザムJr.内野手が同議題に参戦。同３日に自身のXで、ハンターが記者会見で「オオタニ・ショウヘイ（大谷翔平）の二刀流と自身の二刀流、どちらが難しいと思うか？」との質問に「たぶんオレの（二刀流の）方が難しい。アメフトは、身体への負担が大きいから難しい」と答えたことを報じたメディアの投稿に対して、「素晴らしいアスリートだけど、同じではない！」と歯に衣着せぬコメントを残した。

　いつもの調子で切り込んだチザムJr.の投稿に米スポーツファンも反応。「オオタニは100万倍優れている」「アメフト選手が言いだしそうなこと...」「野球はデブばかりだ」「ほとんどの時間ただ立っているだけの野球とは大違い」などと、コメント欄では賛否が分かれる結果となっている。

　物議を醸すハンターは昨季、米大学アメフトの最高栄誉である『ハイズマン賞』を受賞し、「フットボール界の大谷翔平」「ユニコーン」などと呼ばれ、活躍が期待される二刀流プレーヤーだ。今後の動向からも目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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