3月6日、侍ジャパンの強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025」第2戦・オランダ戦が京セラドーム大阪で行なわれ、日本が9対0で完封勝利を収めた。2試合連続で相手打線を1安打に抑える準パーフェクトゲームを飾り、質の高い侍投手陣に敵将は舌を巻いた。
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先発を務めたのはロッテの本格派右腕・種市篤暉。最速155キロの剛速球で真っ向勝負を挑んだ26歳は2回23球を投げ、無安打2奪三振と元メジャーリーガーが名を連ねる強力打線をゼロに封じ込めた。
日本はその後も大津亮介、齋藤友貴哉、河野竜生、杉山一樹ら初代表組を惜しげもなく投入。前日に続く小刻みな継投で7回までひとりの走者も許さない完全リレーを継続する。ところが、6番手の曽谷龍平が8回2死から打ち取ったボテボテの打球が不運にも内野安打に。去年3月の欧州代表戦に続く継投によるパーフェクト試合とはならなかったものの、2イニングを無失点で抑えゲームを締めた。
一方、5日と6日の2試合でわずか2安打しか打てなかったオランダのエバートヤン・トフーン監督は「8回以外はヒットが出なかった。本当に日本の投手陣は素晴らしい」と称賛の言葉を並べ、次のように続けた。
「来日する前に日本の投手陣を研究していた。彼らが素晴らしいことは分かっていたが、今回あらためてさらに良くなっていると感じたよ」
指揮官は今回の対戦を通じて「日本選手がどのようなトレーニング、どんな準備をしているのか興味を持った」と話し、「しっかりとスピードのあるボールを投げてストライクを取ったり、どのようなカウントになっても対応できていた。ひとりの選手ではなく、すべての選手ができていたんだ。本当にどのようなトレーニングをしているのだろうか...」と思わず脱帽。2試合で計2四死球と、安定感ある侍投手陣のピッチングを激賞した。
会見の終盤では日本の野球ファンの応援スタイルにも言及。「アメージングだ。本当に素晴らしいファンの皆さんです。音楽を奏でたり歌を歌ったりして、我々がフィールドでゲームをすることを盛り立ててくれている。敵なのに歓声も送ってくれたんだ。日本のファンは本当に素晴らしい方々だよ」と頬を緩めた。
28人中20人が初代表だった今回の侍ジャパン。なかでも9人が初選出だった投手陣は、敵将が白旗を上げるほど鮮烈なインパクトを残した。
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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「来日する前に日本の投手陣を研究していた。彼らが素晴らしいことは分かっていたが、今回あらためてさらに良くなっていると感じたよ」
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会見の終盤では日本の野球ファンの応援スタイルにも言及。「アメージングだ。本当に素晴らしいファンの皆さんです。音楽を奏でたり歌を歌ったりして、我々がフィールドでゲームをすることを盛り立ててくれている。敵なのに歓声も送ってくれたんだ。日本のファンは本当に素晴らしい方々だよ」と頬を緩めた。
28人中20人が初代表だった今回の侍ジャパン。なかでも9人が初選出だった投手陣は、敵将が白旗を上げるほど鮮烈なインパクトを残した。
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