ロサンゼルス・ドジャースは、2025年シーズンの先発投手陣の層の厚さに期待を寄せて春季トレーニングに臨んだ。しかし、大谷翔平、クレイトン・カーショウがシーズン序盤は登板できないなど、万全な状態には至っていない。
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　山本由伸、ブレイク・スネル、タイラー・グラスナウ、佐々木朗希が開幕ローテーション入りを確実にする中、残る１枠をトニー・ゴンソリン、ダスティン・メイ、ボビー・ミラーが争っていた。

　現地10日、地元メディア『Dodger blue』によると、デーブ・ロバーツ監督はアラナ・リッツォ、クリント・パシラス両氏が出演する番組『Dodgers Territory』で、以下のように語り、27歳右腕のメイが５番目の先発投手となることを明言した。
  「メイが戻ってきた。『ビッグレッド』が戻ってきた。素晴らしいことだ。ゴンソリンはウェイトトレーニング中に背中を少し痛めてしまったが、すぐに復帰するだろう」

　ミラーが打者の打ったライナーボールを頭部に受けて降板したことで、争いはゴンソリンとメイに絞られていた。ロバーツ監督は以前、この右腕トリオが最後の１枠をかけて競い合う姿勢を称賛していたという。

　今回の決定により、メイが開幕ローテーション入りを果たし、ゴンソリンは故障からの復帰を目指すこととなった。

構成●THE DIGEST編集部

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