ロサンゼルス・ドジャースのジェームズ・アウトマンは、春季トレーニングで打撃不振に苦しんでいた。しかし、チームは彼を来週の東京シリーズに帯同させることを決定し、大きな信頼を寄せた。

　27歳のアウトマンは、春季トレーニングの序盤は23打席で12三振を喫するなど、不調が続いていた。しかし、現地９日（日本時間10日）、アスレティックスのオープン戦で３ラン本塁打を放ち、翌日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦ではタイムリー三塁打を放つなど、復調の兆しを見せている。
【動画】アウトマン アスレティックス戦での３ラン本塁打
  　スポーツ専門サイト『The Athletic』によると、ドジャースはアウトマンの活躍を評価し、彼を東京シリーズの31人の遠征メンバーに選出した。ただし、これは最終的な26人のアクティブ・ロースター入りを保証するものではないという。

　アウトマンは2023年に23本塁打を放ち、ナショナル・リーグの新人王投票で３位に入った。しかし、２年目の昨シーズンは打率.147と低迷。今オフは、筋肉増強とスイング改造に取り組み、センターのレギュラー奪取を目指している。

　持ち前のポテンシャルを発揮し、チームの期待に応えられるか。復活を期す彼のバットから目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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