シンシナティ・レッズの若きスター、23歳のエリー・デラクルーズが、またもや見逃せない瞬間を作り出した。米スポーツメディア『ClutchPoints』が報じている。

　現地時間11日（日本時間12日）、コロラド・ロッキーズとのオープン戦で、二塁走者のデラクルーズはダブルスチールで三塁へスタートを切った。デラクルーズをアウトにできないと判断したため、ロッキーズの捕手ドリュー・ロモが二塁へ送球する間に、デラクルーズは悠々と本塁へ生還した。
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  　この信じがたいプレーに、レッズの新監督テリー・フランコーナは「試合に来ると、これまで見たことのないものを見ることがあると言うが、私はあれをこれまで見たことがない」と、公式サイト『MLB.com』のスティーブ・ストックマー記者に驚嘆の声を上げた。

　また、指揮官は「彼が三塁から離れたとき、私は『だめだ、だめだ、だめだ…信じられないプレーだ』と思った。あれは、これまで見たことのないほど運動能力が高く、本能的なプレーだと思う。なんてことだ。本当に信じられない」と絶賛した。

　デラクルーズは昨シーズン、メジャーリーグ最多の67盗塁、25本塁打、105得点と目覚ましい活躍を見せ、オールスターにも選出された。

　デラクルーズの活躍は、チームの命運を大きく左右するだろう。今シーズンも彼の活躍から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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