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大谷翔平を「テイラー・スウィフトはここにいる」と評したカブス専属美人レポーターが独占激白。シカゴに愛される“侍コンビ”の意外な素顔

湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)

2025.03.18

シカゴ放送局の専属リポーターであるマクレガーさん。MLB開幕シリーズ取材のため来日中だ。(C)Getty Images

 3月18日、東京ドームでロサンゼルス・ドジャース対シカゴ・カブスの「MLB東京シリーズ2025」が開幕する。大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希が所属するドジャースへの注目度はもちろん、山本と投げ合う先発の今永昇太、チームの主軸として君臨する鈴木誠也の存在も見逃せない。現地取材を続けるTHE DIGESTはシカゴの地元放送局『Marquee Sports Network』でリポーターを務めるテイラー・マクレガーさんを直撃。シカゴが誇る"侍コンビ"の素顔を特別に明かしてくれた。

【画像&動画】築地を散策したマクレガーさんの投稿 & ド軍リポーターとの2ショット
 マクレガーさんは、12日深夜に来日。クレイグ・カウンセル監督と今永による鏡開きと、同監督の現役時代の独特な打撃フォームを真似て、爆笑を誘った今永のパフォーマンスをSNSで早速紹介した。一夜明けた13日には、宿泊しているホテルから見た東京の景色や築地場外市場を散策して、イチゴのスムージーソフト、みたらし団子をほおばる動画を上げて日本の魅力を積極的に発信している。

「日本に初めて来たのは2020年でした。海外でも一番有名なスポットである渋谷のスクランブル交差点にも行って、そこで買い物を楽しんだわ。今回は築地にも行けたし、お寺巡りもいくつか訪れたいわね。イチゴのスムージーは素敵なデザートで、とても美味しくて感動したの! まだまだ観光するところがたくさんあるけど、今まで見たものはすべて素晴らしかったわ。日本の文化を知ることが本当に楽しい!」
 
 すっかり日本の虜になっているマクレガーさん。日本の野球について話を戻すと、日本人メジャーリーガーについて興味深いことを教えてくれた。

「今回カウンセル監督が私に言ってくれたけど、日本に来るスター選手たち。つまり、ショウヘイ、ヨシノブ、セイヤ、ショウタのことね。彼らは技術的に非常に優れていて、自分の技術に多くの時間を費やしてきたことがひと目で分かったと。技術を完璧にするために多くの時間を日本球界で費やし、その結果アメリカでの試合で多くの成功を収めてきた。(2023年の)WBCで彼らのプレーを直接見ることができたのはとても素晴らしかった。いま実際にそれを体験できるのはとてもクールね」

 日本では昨季、大谷と山本のドジャース加入を受けて一気に人気と知名度が急上昇した。2人の活躍もあり、チームはワールドチャンピオンに輝いた。特に大谷はレギュラーシーズンで前人未到となる「50-50」を達成して、打率.310、54本塁打、130打点、59盗塁の異次元な記録を残し、2年連続ホームラン王と日本人初の打点王のタイトルを獲得。2年連続3回目となるMVPを指名打者に専念した選手として初めて受賞した。

「『テイラー・スウィフトはここにいる』と、私が言い続けている理由よ(笑い)。ショウヘイ・オオタニは、日本のテイラー・スウィフトのような存在なの。彼はメジャーリーグの常識をガラッと変えてくれた。何十年も見たことのない二刀流の選手なのよ!彼がやっていること、やっているレベルは前例のないもので、見ていて本当に興奮するわ。彼がベースボールの発展に貢献していることは、彼の人気を物語っているわね。人間性も本当に素晴らしいのよ。アメリカだけでなく、国際的にもベースボールを発展させてくれていることに、本当に感謝しかないわ」
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「ショウタが初めてシカゴに来たとき衝撃だったわ」