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ドジャース打線が阪神投手陣に沈黙し3安打零封負け。大谷翔平は才木浩人と“再戦”も2打数ノーヒットで途中交代

湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)

2025.03.16

阪神とのOP戦に先発した大谷は2打数無安打に終わった。(C)Getty Images

 3月16日、ロサンゼルス・ドジャースと阪神タイガースのオープン戦が東京ドームで行なわれ、ドジャースが0対3で完封負けを喫した。1番・指名打者で2戦連続スタメンに名を連ねた大谷翔平は2打数ノーヒットで途中交代となった。

 前日の巨人戦は豪快な2ラン本塁打を右翼スタンド中段に叩き込み、日本凱旋を派手に飾った大谷はこの日、阪神の先発・才木浩人と対戦した。

 2023年のWBC強化試合で片膝をつきながら片手でホームランを放って以来となる再戦で、その初回はカウント2-2からワンバウンドのフォークで空振り三振に倒れた。

 3回表の第2打席はフルカウントから内角高めの直球を高く打ち上げたものの、中飛に打ち取られた。

 両チーム無得点で迎えた4回裏、ドジャースは先発左腕のブレイク・スネルが四球とヒットで無死一、三塁のピンチを背負うと、3番の佐藤輝明に152キロの直球を右翼席に運ばれる3ランで先制点を献上する。
 
 3点を追うドジャースは6回表、大谷が第3打席を迎えるところでデーブ・ロバーツ監督は代打を送り、二刀流戦士はこの試合無安打1三振という内容で試合を退いた。

 ドジャースはスネルの球数が80球に達したところで2番手にマット・サウアーを投入。ランナーをひとり許したが無失点に抑える。

 6回からは3人目に先発投手のタイラー・グラスノーをマウンドに送る。本国でのレギュラーシーズンを見据えた豪華継投で右腕は4イニングを無失点に抑え、指揮官の期待に応える。
 
 投手陣がタイガース打線を5回以降ゼロに抑える好投をみせる一方、ドジャース打線は阪神の投手陣を攻略できず沈黙。前日は5得点で快勝したチームだったが、この日は3安打と打線のつながりを欠いた。

 プレシーズンゲームを1勝1敗で終えたドジャースは18日から、いよいよシカゴ・カブスとの開幕戦を迎える。

取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)

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