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昨オフ戦力外、地獄をみた26歳左腕がカブス相手に3回無失点4Kの無双ピッチ。鈴木誠也も脱帽「チェンジアップが凄い…」

THE DIGEST編集部

2025.03.17

巨人の石川はカブス打線を4K無失点に抑えた。(C)Getty Images

 3月16日、シカゴ・カブスと巨人のプレシーズンゲームが東京ドームで行なわれ、カブスが4対2で勝利を収めた。敗れはしたが、この試合で最も高い評価を集めたのが、今シーズンから巨人に加入した左腕の石川達也だった。
【動画】鈴木誠也もお手上げ状態…巨人左腕・石川達也がカブス打線を零封(3分12秒~)

 26歳の左腕がメジャーの猛者を翻弄した。6回から登板した石川は、いきなり2者連続三振を奪うなど三者凡退。続く7回は23年の打点王を獲得したカイル・タッカーを低めのチェンジアップで空振り三振に仕留めた。

 そして2アウトの場面で、石川は鈴木誠也と対戦した。カウント2-2で追い込むと、最後は伝家の宝刀チェンジアップで空振り三振。ストンと視界から消える変化球にバットが空を切った鈴木は首をひねった。

 結局、石川は3イニングを投げてノーヒット。4奪三振1四球と、ほぼ完璧なピッチングで無失点に抑えた。試合を終えた鈴木は印象に残った投手に石川の名を挙げ、「チェンジアップが凄かったです」と脱帽。巨人の阿部慎之助監督はカブス打線を零封した左腕の開幕ローテ入り当確を明言した。
 
 石川は2020年に育成ドラフト1位で横浜DeNAに入団。昨シーズンまで貴重な左の中継ぎとして防御率1.93を記録するも、登板は15試合止まり。オフに無情の戦力外となり、巨人に加入した。

 一度はどん底を味わった左腕はオープン戦から一軍入りをかけて猛アピール。緩急をつけたピッチングで結果を残し続けて首脳陣の評価を上げ、この日の圧巻ピッチングで一軍の切符を掴み取った。

構成●THE DIGEST編集部

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