３月18日より、ロサンゼルス・ドジャースとシカゴ・カブスが対戦する「MLB東京シリーズ2025」が開幕する。カブスは今永昇太の先発がすでに発表されており、ドジャースの山本由伸とメジャー史上初めて日本勢による開幕投手の投げ合いが実現する。
【画像】今永昇太が80歳の球界OBと２S。背後に日本人唯一のWS胴上げ投手
　日本では６年ぶり６回目となるMLBの開幕戦。歴史的なゲームを前に今永は「日本人メジャーリーガー第１号」の村上雅則氏と記念撮影に収まった。このツーショットはカブスの球団公式Xにアップされており、村上氏を「日本球界のレジェンド」と敬意を表している。しかも、村上氏と今永の間から元ボストン・レッドソックスで日本人唯一のワールドシリーズ胴上げ投手である上原浩治氏が顔をのぞかせるようにポツンと写っていた。
  　1963年に南海ホークスに入団した村上氏は、翌年にサンフランシスコ・ジャイアンツ傘下のマイナーリーグに野球留学。同年に実力が認められ、日本人初となるメジャーリーグに初昇格を果たした。1995年に野茂英雄がドジャースに入団するまで、同氏以降の日本人メジャーリーガーは誕生しなかった。

　日本人メジャーリーガーの先駆者は15日に行なわれたカブス対阪神のプレシーズンゲームの始球式を務めた。80歳となったレジェンドがマウンドに上がると、左腕から大きく振りかぶってストライクゾーンにバシっと投じるノーバウンド投球を披露。満員の東京ドームは大きな拍手で包まれた。

　大役を終えた村上氏は「人生初めての機会に関わらせて頂くことができ、感動でした！大変光栄です」とのコメント。61年前は誰も想像していなかった世界最高峰の舞台のオープニングゲームで日本人同士の投げ合いが実現する。

構成●THE DIGEST編集部

【記事】本当の“悪の帝国”は「阪神タイガースかもしれない」ドジャース地元メディアが猛虎軍団を称賛「またしても印象的な試合だ」カブス戦に続き２連勝

【記事】「ビジュ良すぎる」山本由伸や佐々木朗希らと並んだ“人気女性アイドル”にネット騒然！「女神降臨じゃん」「すごい足の長さ」

【記事】「またメジャーに見つかっちゃう…」昨オフDeNA戦力外→巨人入りした26歳左腕が脚光！ ３回無安打４Kの圧巻ピッチでカブス打線を翻弄「覚醒しそう」