侍ジャパン

MLB組がやはり濃厚か…侍ジャパン井端監督がWBC代表選考で気になる言及「大谷選手のような一発が勝敗分ける」「連打望めない」

THE DIGEST編集部

2025.03.20

侍Jの井端監督(右)はカブスの今永(左)と記念撮影に応じた。(C)Getty Images

 3月19日、東京ドームで「MLB東京シリーズ2025」の第2戦が行なわれ、ロサンゼルス・ドジャースがシカゴ・カブスを6対3で下し、シリーズ連勝を飾った。5回にはドジャースの大谷翔平が右翼席に今シーズン第1号となるソロホームランを放ち、スタンドは総立ちの大歓声が上がった。
【動画】大谷翔平が待望の今季第1号アーチ

 この試合はアマゾンの「Prime Video(プライムビデオ)」でライブ配信され、スペシャルゲストとして野球日本代表の井端弘和監督が特別出演した。来年3月に開幕が迫ったワールド・ベースボール・クラシック(WBC)代表選考に向け、同監督は興味深いことを口にした。

 試合終了後、井端監督は視聴者から寄せられた質問のなかで「メジャーの試合を見て、国際大会に臨むにあたりどのような基準で代表選手を選考するのか」ということについて、「簡単に言えばいい選手を集めたい」とシンプルに回答。続けて、「前回のWBC準決勝、決勝ではホームランでしか点がとれていない。そんなに連打、連打は望めない」と僅差でのゲームになると見通す。それを踏まえたうえで、「今日の大谷選手のような一発で勝敗を分けるのかなと思っている。長打を打てるバッターは入れたい」と長距離打者の必要性を説いた。
 
 さらに、スペシャルナビゲーターとして出演した石橋貴明氏から「ポジション的に最重要ポイントはどこのポジションですか?」との質問には、メジャーリーグに日本人内野手がいないことを補足したうえで、「日本人の内野手がどんどん出てきてくれるとありがたい」と、自身も内野手出身として内野のメジャーリーガー輩出を熱望した。

 今回の東京シリーズには大谷、山本由伸、佐々木朗希(ともにドジャース)、今永昇太、鈴木誠也(ともにカブス)の5人が集結した。他にも、メジャー組ではダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)、菊池雄星(ロサンゼルス・エンジェルス)、吉田正尚(ボストン・レッドソックス)ら多くの日本人選手が所属しており、選考は嬉しい悲鳴だという。「どのような打順を組んだらいいのか。1年間考えてみようかなと思っています」と答えた。

 もうひとりのスペシャルゲストである黒田博樹氏(元ドジャース)から大会連覇へのエールを送られた指揮官は「当然、全国民の方が期待していると思いますので、その期待に応えられるように頑張りたい」と意気込んだ。

 メジャー組を中心に代表メンバーを編成していくことは間違いないが、指揮官が描く理想のチームにドジャースの背番号17がリスト最上位にあることは間違いない。

構成●THE DIGEST編集部

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