開幕２連戦の内容に“お祭り男”も大満足だ。

　３月18、19日に東京ドームで開催され、ロサンゼルス・ドジャースの２連勝で幕を閉じたMLB東京シリーズ。山本由伸が５回１失点で開幕戦の勝利投手になると、第２戦では、佐々木朗希が３回１失点でデビュー戦を終え、さらに大谷翔平が今季１号ソロを放つなど、日本人選手のハイパフォーマンスで連日大盛り上がりとなった。

【画像】メジャーリーグデビューの先発マウンドに立った佐々木朗希を特集！ 　この結果には、チーム随一のムードメーカーも興奮を隠せない。試合後、MLB公式サイトのSNSは、“キケ”の愛称で知られるエンリケ・ヘルナンデスに行なったインタビューの動画を公開。そのなかで彼は、東京ドームで以前プレーした「2018 MLB Japan All-Star Series」の記憶を振り返りつつ、次のように日本ファンの印象を明かしている。

「18年のオールスターシリーズで雰囲気を味わっていたから、どんな感じになるかは想像がついていた。ただ当時は、チームのなかにショウヘイ・オオタニやヨシノブ・ヤマモト、ロウキ・ササキがいない。これだけ期待値が高いなか、彼らはそれを上回る活躍ぶりだ。最高に楽しい。チームの一員でいられたことを本当にうれしく思う」

　また、「ファンが彼らに心酔している」と続けたヘルナンデスは、「こっち（ドジャース）に完全なスーパースターが３人いて、あっち（シカゴ・カブス）にもすごく優秀な選手が２人いる。素晴らしい経験だ」とコメント。熱狂ぶりを昨年のソウルシリーズと比較し、「韓国もその雰囲気を味わえたが、日本は別次元だ」と語っていた。

　球団史上初のワールドシリーズ連覇へ向け、幸先の良いスタートを切っているドジャース。今後は、現地23日からロサンゼルス・エンジェルスとオープン戦３試合をこなし、現地27日にデトロイト・タイガースとの本拠地開幕戦を行なう。

構成●THE DIGEST編集部

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