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MLB

東京シリーズ連勝のドジャースが「“無敵”だと断言するのは難しい」米記者が指摘「まったく異なる結果になっていかかも…」

THE DIGEST編集部

2025.03.21

24年シーズンのナ・リーグ本塁打王の大谷が、開幕2試合目で早速第1号。(C)Getty Images

24年シーズンのナ・リーグ本塁打王の大谷が、開幕2試合目で早速第1号。(C)Getty Images

「オフシーズン中、MLBのファンが見聞きしていたのは、ロサンゼルス・ドジャースが“無敵だ”という話ばかりだった。そう主張する人たちを批判するのは難しい。2024年のドジャースは多くの負傷者を抱えながらワールドシリーズを制した。さらに、佐々木朗希、ブレイク・スネル、タナー・スコット、カービー・イェーツらを獲得して、テオスカー・ヘルナンデスらと再契約。金満球団は冬の間に、さらにチームを向上させた」

 3月18、19日に行なわれたMLB開幕シリーズとなる東京シリーズで、ドジャースがシカゴ・カブスに2連勝。大型補強を敢行した2024年のチャンピオンチームが、評判通りの実力を見せつけた。しかし、そんなドジャースに対して米メディア『FanSided』のザカリー・ロットマン記者は、「無敵ではない」と持論を展開した。

「体調不良のムーキー・ベッツ、肋骨の痛みが再発したフレディ・フリーマンと、MVPトリオの2人を欠き、スネルとタイラー・グラスノーが1イニングも投球しなかったにもかかわらず、ドジャースはナ・リーグ中地区の優勝候補チーム、カブスをスイープした。ロサンゼルスにとって大きな励みになったのは確かだが、これだけでドジャースが無敵だと断言するのは難しい」

【動画】佐々木朗希が先発、大谷翔平が本塁打を放った東京シリーズ第2戦!
 
 こう記したロットマン記者は、カブスの視点でドジャース戦を振り返った。

「カブスは2試合で4点しか取れなかったが、得点圏に走者がいた場面で計14打数2安打。最終的に15残留だった。この事実は、ドジャースから得点を奪うのは不可能ではないことの証明だ。もしカブスが好機で1本が出ていたら、まったく異なる結果になっていたかもしれない」

 王者ドジャースにもつけ入る隙はある――。ロットマン記者の目にはそのように映ったようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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