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MLB

「東京シリーズはまさにビッグゲームの雰囲気」来日したド軍記者が興奮に包まれた一週間を回顧「日本はドジャー・ブルーに染まった」

THE DIGEST編集部

2025.03.21

左から大谷、山本、佐々木の日本人トリオはMLB東京シリーズを戦ったあと、記念撮影を行なった。(C) Getty Images

左から大谷、山本、佐々木の日本人トリオはMLB東京シリーズを戦ったあと、記念撮影を行なった。(C) Getty Images

 6年ぶり6度目の日本開催となったメジャーリーグの開幕戦は、昨年のワールドシリーズ王者ロサンゼルス・ドジャースがシカゴ・カブスに2連勝を収めた。山本由伸が5回3安打1失点で凱旋勝利を収め、19日の第2戦には新加入の佐々木朗希がメジャー初登板。そして大谷翔平に今季第1号ホームランが飛び出るなど、日本中から大注目を浴びた東京シリーズは記録的な盛り上がりをみせ幕を閉じた。
【動画】大谷がカメラマンの依頼を拒否!“日本人揃い踏みショット”撮影時の様子を紹介!

 日本に来日して連日取材をしていたドジャース専門メディア『DODGER INSIDER』のケーリー・オズボーン氏は熱狂に包まれた東京ドームの一週間を振り返った記事を配信しており、今回の日本開催はMLBにとって大きな成功をもたらしたと説いている。

 同氏は本シリーズの最大のハイライトとなった大谷が放ったソロホームランについて「ドジャースの選手として短いキャリアの中で、この指名打者はまたしても完璧なタイミングの瞬間を演出した」と絶賛の言葉を送る。

 加えて、「オオタニは最も人気があり、地球上で最も偉大な野球選手だと多くの人に言われているが、彼は火曜日の東京シリーズでカブスと対戦した時の初打席の前に緊張していたことを認めた」と紹介し、「あの1本で、今日はずっとリラックスできた」とスーパースターにとっても忘れられない一打になったと補足している。
 
 同氏は「日本人選手たちの活躍は、ドジャースがカブスをスイープしたことや、ドジャースの日本進出によって生まれた熱狂にも影響を及ぼした」と指摘。「デーブ・ロバーツ監督も認める通り、この国は青いドジャー・ブルーに染まった。彼らはレギュラーシーズンで2勝を挙げ、ショウヘイ・オオタニ、ヨシノブ・ヤマモト、ロウキ・ササキという3人の選手が乾いた絵筆を持って日本を後にする」と独特な表現で続けた。

「これは162試合のうちの2試合に過ぎない。しかし、東京シリーズはまさにビッグゲームの雰囲気に満ちていた。そしてドジャースと、この3人のサムライは素晴らしい印象を残して母国で最後のプレーをし、その後ロサンゼルスに戻ってメジャーリーグのシーズンを再開するのだ」

 両チームの選手たちはすでに離日をしている。オープン戦を行なったあと、現地27日からアメリカ本国での開幕戦で本格的なレギュラーシーズンが幕を開く。

構成●THE DIGEST編集部

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