シカゴ・カブスとロサンゼルス・ドジャースのMLB開幕シリーズは3月18日・19日に東京ドームで行なわれ、ドジャースの2連勝で今シーズンの幕開けを告げた。
【動画】「PCA!PCA!」東京ドームに轟いた“PCAコール”!
今シリーズでは、キケのサッカー日本代表ユニ姿やドジャース大谷翔平の今季1号など、多くの印象的なシーンが生まれたなか、今季の若手ブレイク候補であるカブス外野手ピート・クロウ=アームストロング(22)への「PCA!PCA!」という大コールも大きな話題となった。
クロウ=アームストロングは、同16日、東京ドームで行なわれた読売ジャイアンツとのプレシーズンマッチで、7番・中堅手として出場し、5回に俊足を披露。多くの日本人ファンを魅了した。
また同選手は、ドジャースとのMLB開幕シリーズ2連戦にスタメン出場。7打数無安打、3三振と快音を響かせることはなかったが、2戦目の大谷が放った本塁打の直後にグラウンドに落ちてきた“ホームランボール”を外野席に投げ返す神対応を見せるなど、確実に日本人ファンの心を掴んだ。
そんな日本で人気急上昇の22歳を、カブス専門メディア『Marquee Sports Network』は「今シーズン、ブレイクしそうなカブスの選手」として紹介した。
同局のレポーターであるエリーゼ・メナカーさんは「今年はクロウ=アームストロングが本領を発揮し、打席で安定した活躍を見せてくれる年だと思います」と期待。さらに米データサイト『FanGraphs』が公表した、今シーズンの成績予想を発表した。
同米データサイトによるとクロウ=アームストロングは、25年シーズンで「WAR3.3、OPS .713、15 本塁打、31盗塁、wRC+100」をマークすると予測。これはリーグ平均の成績に値するという。
またPCAについて、同メディアは「予想を上回る成績を残す可能性が最も高い」と綴り、続けて、「昨シーズン序盤の苦戦が、シーズン終了時の最終成績の数字に響いたが、最後の57試合での成功(OPS.806、7本塁打、wRC+123)をそのまま継続できれば、そのパフォーマンスが予想のWAR3.3を上回ることになるだろう」と期待を寄せている。
日本では予想外の人気を得たPCA。今季はどんなプレーを見せてくれるのか、今後の活躍にも注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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クロウ=アームストロングは、同16日、東京ドームで行なわれた読売ジャイアンツとのプレシーズンマッチで、7番・中堅手として出場し、5回に俊足を披露。多くの日本人ファンを魅了した。
また同選手は、ドジャースとのMLB開幕シリーズ2連戦にスタメン出場。7打数無安打、3三振と快音を響かせることはなかったが、2戦目の大谷が放った本塁打の直後にグラウンドに落ちてきた“ホームランボール”を外野席に投げ返す神対応を見せるなど、確実に日本人ファンの心を掴んだ。
そんな日本で人気急上昇の22歳を、カブス専門メディア『Marquee Sports Network』は「今シーズン、ブレイクしそうなカブスの選手」として紹介した。
同局のレポーターであるエリーゼ・メナカーさんは「今年はクロウ=アームストロングが本領を発揮し、打席で安定した活躍を見せてくれる年だと思います」と期待。さらに米データサイト『FanGraphs』が公表した、今シーズンの成績予想を発表した。
同米データサイトによるとクロウ=アームストロングは、25年シーズンで「WAR3.3、OPS .713、15 本塁打、31盗塁、wRC+100」をマークすると予測。これはリーグ平均の成績に値するという。
またPCAについて、同メディアは「予想を上回る成績を残す可能性が最も高い」と綴り、続けて、「昨シーズン序盤の苦戦が、シーズン終了時の最終成績の数字に響いたが、最後の57試合での成功(OPS.806、7本塁打、wRC+123)をそのまま継続できれば、そのパフォーマンスが予想のWAR3.3を上回ることになるだろう」と期待を寄せている。
日本では予想外の人気を得たPCA。今季はどんなプレーを見せてくれるのか、今後の活躍にも注目だ。
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