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MLB

「最も意欲を燃やしている」完全復帰のシーズンに臨む千賀滉大、OP戦ラスト登板の内容から現地メディアも太鼓判「2023年を彷彿とさせる」

THE DIGEST編集部

2025.03.23

開幕に向けて好調を維持する千賀。(C)Getty Images

開幕に向けて好調を維持する千賀。(C)Getty Images

 メジャー3年目、本格復帰のシーズンへ向け準備は万端だ。

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 ニューヨーク・メッツの千賀滉大は、ここまでスプリングトレーニングを順調に過ごしてきており、開幕からの活躍に期待が寄せられている。昨年、春先から故障に悩まされ、殆ど登板機会が得られなかったものの、今季も周囲からの高い評価は変わっていない。

 現地メディア『Sports Illustrated』でも3月22日、ここまでの千賀の登板内容を伝える特集記事を配信している。今季オープン戦最後の登板となった20日のワシントン・ナショナルズ戦のパフォーマンスを振り返っており、「彼が2023年にナ・リーグ新人王争いで2位となった頃の姿を彷彿とさせるものだった。日本人右腕は、3.2回を無安打、1失点(自責点0)に抑え、6奪三振を記録。最後の9打者を全員打ち取る圧巻の投球を見せた」と賛辞が並ぶ。

 また、今春の3試合の登板でのスタッツや、注目を集めた“新球種”にも言及。同メディアは、「計9イニングを投げ、防御率2.00、WHIP1.22を記録。さらに、新たに『ミラクル・ボール』と呼ばれる変化球を披露したことも話題となっている」と指摘。その上で、「だが何より重要なのは、32歳の右腕が万全の状態であることだ」として、順調にマウンドに登り続けている点を強調する。
 
 悔しいシーズンとなった昨季を踏まえ、同メディアは今季のメッツ先発陣の顔触れの中でも、「最も意欲を燃やしているのがコウダイ・センガだ」と評しており、さらにはカルロス・メンドーサ監督による、「彼はまるで使命を帯びているようだ」と語る千賀へのコメントも掲載。指揮官は、「昨年の経験から、彼は健康でいることの重要さを痛感している。彼自身、チームにとって大きな存在であることを理解しているし、とても楽しそうにプレーしているよ」とも述べている。

 同メディアも、「昨シーズンはショーン・マネイア、ルイス・セベリーノ、ホセ・キンタナらが、センガ不在の穴を埋めるべく奮闘した。そして今季は、センガが彼らに恩返しをする番だ」として、新シーズンでの躍動に期待を寄せた。

 12勝をマークした入団1年目のように、千賀が通年で先発ローテーションを担うことが出来れば、昨季に続いてのメッツのプレーオフ出場も夢ではないだろう。開幕直後よりどんなピッチングが見られるか、胸躍るシーズンがいよいよスタートする。

構成●THE DIGEST編集部

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