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MLB

「言い訳を準備している」東京遠征で連敗のカブス、指揮官の姿勢を米識者が疑問視「不穏な空気が漂っている」

THE DIGEST編集部

2025.03.25

連敗スタートとなったカブス。カウンセル監督の言動にも早くも批判の声が出ている。(C) Getty Images

連敗スタートとなったカブス。カウンセル監督の言動にも早くも批判の声が出ている。(C) Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースとシカゴ・カブスは、他の28球団に先駆けシーズン開幕を迎えた。東京での公式戦、またプレシーズンマッチでもファンを沸かせ、さらには選手やその家族などが日本の滞在を楽しむ様子なども話題となった。

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 米国でのレギュラーシーズンスタートを今週末に控える中、日本での戦いを終えたカブスの現在のチーム状況が伝えられている。現地メディア『FANSIDED』によるトピックは、同メディアのコーディ・ウィリアムズ記者がドジャースに連敗した結果も踏まえ、カブスに苦言を呈する内容となっている。
 
 ウイリアムズ記者は、カブスの東京遠征について、「残念ながら、カブスは好スタートを切れなかった。MLBの早期開幕戦である東京シリーズで、強豪ドジャースを相手に2連敗を喫し、シカゴはワールドシリーズを本気で狙うチームに一歩遅れを取っているように見えた」と総括。

 その上で、クレイグ・カウンセル監督のコメントを掲載。今回の遠征を終え、開幕投手を務めた今永昇太について指揮官は、「この旅はみんなにとって大変だったけど、特に彼にとってはかなり厳しいものだった。だから彼には、完全に回復するまで少し余分に時間を与えるつもりだよ」などと述べたという。

 ウイリアムズ記者は、帰国以来、チーム全体の疲労を訴えているカウンセル監督の言葉に対し、「これは私の考え過ぎかもしれないが、これらの発言は『カブスが理想的な状態にないことを自覚しつつ、早くも言い訳を準備している監督の姿勢』に思えてならない」と主張する。

 さらにウイリアムズ記者は東京での2試合、今永とジャスティン・スティールの両先発を立てながらも白星を掴めなかった結果にも触れ、「投打が噛み合わなかった」「チーム全体に疑問符がついている」として、現状を危惧。

 その上で、「もちろん、アメリカ本土での開幕戦を迎えれば、カウンセルが『言い訳』を準備しているというこの嫌な予感は消えるかもしれない。しかし、東京での2試合を終えた直後の現時点では、不穏な空気が漂っている感は否めない」などとシーズンを迎える心境を綴っている。

 カブスは東京での初戦、今永の降板をめぐりカウンセル監督の采配が注目を集めた。遠征による疲労も残る中で、米国開幕で勢いに乗ることが出来るか。様々な反響が上がっている中、チームとしての真価が問われている。

構成●THE DIGEST編集部

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