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16年ドラ1位、エ軍モニアックが電撃解雇も…「5番目の外野手だった」地元メディアは受け入れ「球団は151万6029ドルの節約」

THE DIGEST編集部

2025.03.26

エンジェルスから解雇されたモニアック。(C)Getty Images

エンジェルスから解雇されたモニアック。(C)Getty Images

 シーズン開幕を2日後に控えた現地3月25日、ロサンゼルス・エンジェルスのミッキー・モニアックが解雇となった。米放送局『ESPN』のジェフ・パッサン記者が伝えた。

 パッサン記者の一報を受け、各メディアも一斉に報道。米誌『Sports Illustrated』は、「エンジェルス、開幕数日前にモニアックを電撃的に解雇。球界に衝撃を与えた」と報じている。

 2016年のドラフト全体1位でフィラデルフィア・フィリーズと契約したモニアックは、22年8月にノア・シンダーガード投手とのトレードでエンジェルスに加入。23年は85試合の出場で打率.280、14本塁打、45打点をマークし、24年は124試合で打率.219、14本塁打、49打点だった。『Sports Illustrated』は、「春のオープン戦では、打率.173、出塁率.224、長打率.346、OPS.570というひどい成績だった」と酷評している。

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 25年シーズンのエンジェルスは、マイク・トラウトを中堅から右翼にコンバート。空いた中堅はモニアックとジョー・アデルの併用と予想されていた。モニアックは今オフにエンジェルスとの調停訴訟に勝訴し、200万ドル(約3億円)の報酬を手にするはずだった。

 パッサン記者によると、エンジェルスはモニアックに対して48万3971ドル(約7267万円)を支払う義務があると伝えた一方、エンジェルス専門メディア『Halo Hangout』は、「正確には、球団は1,516,029ドルを節約することになる。この分を再投資するのかは分からない」と伝えた。

 さらに『Halo Hangout』は、「モニアックは間違いなく5番目の外野手だった。今シーズンは危うい状況に陥りそうだったが、エンジェルスは解雇が適切だと考えた。オープン戦でも不振だった」とし、解雇は当然の措置だと受け止めている。

構成●THE DIGEST編集部

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