現地３月25日、ミッキー・モニアック外野手を解雇したロサンゼルス・エンジェルスが、ベテラン内野手ニッキー・ロペスと１年85万ドル（約1.3億円）でメジャー契約を結んだ。米誌『Sports Illustrated』が報じた。

「ロペスはモニアックに代わって開幕ロースター入りするだろう。内野手のロペスが外野を守るわけではないが、内野手としては優秀だ。リサーチャーでジャーナリストのブレント・マグワイア氏によると、19年以降のMLBでロペスは平均以上の61個のアウトを取っているという。これはMLBで４位タイの数字だ」

　マイナー契約していたシカゴ・カブスから自由契約となっていた30歳のロペスは、二塁、遊撃を守れる俊足好守の内野手。24年にシカゴ・ホワイトソックスで124試合に出場し、打率.241、OPS.606を記録。カンザスシティ・ロイヤルズに在籍していた21年には、出場151試合で打率.300、OPS.744、149安打と活躍した。2023年のWBCではイタリア代表としてプレーしている。

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  『MLB.com』もロペスのエンジェルス加入を報じ、「エンジェルスでは、オフに右肩を手術して序盤戦を欠場する遊撃手ザック・ネトの穴埋め役が期待されている」と記した。

　また、モニアックを解雇した外野は、テイラー・ウォード、ジョー・アデル、マイク・トラウトが主戦と予想されており、スプリングトレーニングでは内野手のティム・アンダーソンを外野でテスト。経験豊富なユーティリティーのルイス・レンヒーフォも外野を守ることができる。

構成●THE DIGEST編集部

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