ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が現地3月27日、アメリカ本土の開幕戦となる本拠地で行なわれたデトロイト・タイガース戦に1番・指名打者で先発出場し、7回の第4打席で2戦連発となる今季第2号ソロ本塁打を放った。本拠地開幕戦での記念すべきホームランボールは、左翼席に座っていた16歳の少年がゲットしたことをMLB公式サイトが伝えている。
【動画】大谷翔平の今季第2号HRをゲットした少年の実際の映像
パワフルな一発がドジャー・スタジアムに鳴り響いた。ドジャースが1点リードした7回裏、大谷はタイガース3番手のブレナン・ハニフィーが投じた真ん中高めのシンカーを振り抜いた。球速95.8マイル(約154.1キロ)を計測するも関係なく、逆方向に豪快に飛んだ打球はぐんぐん飛距離を伸ばし、左翼スタンドに着弾した。
球界のスターが放ったホームランボールは『MLB.com』によると、ロサンゼルス在住のベンジャミン・コーネルくんの手元に収まった。コーネルくんは同サイトのカメラに向かって「僕がオオタニのホームランボールをゲットしたんだ」と自慢げにボールを見せた。どんな気分だい?と質問されると、「超やばいよ!言葉では言い表せない」と興奮気味に語った。
「グローブを衛星くらいの高さに上げたらキャッチできたんだ!本当にスゴイ!ちゃんとボールが入ったんだ。今でも、手が震えてるよ。自分があんなことをやったなんて信じられない。まだ実感が湧かないよ」
大谷の背番号17のユニホームを着用して声援を送っていたコーネルくんは「僕はこれを一生自慢し続けるよ!だって人生で初めてとったホームランボールがオオタニのボールなんだよ!マジで最高すぎるよ!」と満面の笑顔。一生の記念になったボールを肌身離さず、いつまでも見つめていた。
ドジャースはこの試合、大谷以外にもトミー・エドマンのソロ、テオスカー・ヘルナンデスの3ランが飛び出すなど計3本のアーチが打ち上がり、5対4で粘るタイガースに競り勝った。
構成●THE DIGEST編集部
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