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MLB

ベッツがサヨナラ3ラン! 延長を制したドジャースが開幕4連勝! 山本由伸はキャリアハイ10K、大谷翔平は4打数1安打

THE DIGEST編集部

2025.03.29

10回に逆転サヨナラ本塁打を放ったベッツ。(C)Getty Images

10回に逆転サヨナラ本塁打を放ったベッツ。(C)Getty Images

 現地3月28日、ロサンゼルス・ドジャースは本拠地でデトロイト・タイガースと対戦。延長の末8対5で逆転勝利を収めて、開幕4連勝と強さを発揮している。

 ドジャースの先発は、東京シリーズ開幕戦で白星を挙げた山本由伸。初回に1死一、三塁のピンチを迎えるも、4番スペンサー・トーケルソン、5番コルト・キースを連続で空振り三振に抑えた。

 2回の先頭ザック・マッキンストリーから空振り三振を奪った山本だったが、7番ディロン・ディングラーにソロ本塁打を浴びて失点。3回にも1番グレイバー・トーレスにソロアーチを許した。

 2失点の山本は、しかし、スプリットが冴えた。5回までの15アウトのうち、MLBキャリアハイの10奪三振を記録。そのうちスプリットで8つ、ツーシームで1つ、フォーシームで1つを奪っている。5回で降板した山本は、91球、被安打5、2四球。2本のソロ本塁打で2失点を喫したものの、圧巻の投球を見せている。

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 2点ビハインドのドジャースは、2024年シーズンに在籍してワールドシリーズ制覇に貢献したジャック・フラハティを相手に4回まで無安打。完璧に抑えられていたが、5回にトミー・エドマンが初安打を打つと、6回には中前打のムーキー・ベッツを一塁に置いて3番フレディ・フリーマンが左中間スタンドに2ランアーチを放り込んだ。

 同点に追いついたドジャースは、8回表の満塁のピンチを4番手のアレックス・ベシアが無失点で乗り切ると、8回裏には体調不良から回復したベッツがソロ本塁打を打ち込んで3対2と逆転に成功した。

 ところが5番手タナー・スコットが9回表に2死二塁から、マニュエル・マーゴに適時打を打たれて3対3。無死2塁から始まるタイブレークの10回表に2点を失ったドジャースは、10回裏にマイケル・コンフォートがエンタイトル二塁打で4対5と追い上げると、代打のウィル・スミスの適時打で同点に追いついた。

 続く1番・大谷翔平が右前打を放って1死一、三塁。大谷の盗塁(記録上、盗塁にカウントされなかった)で二、三塁とすると、8回に本塁打を放ったベッツがふたたびチームを救った。フルカウントから変化球を捉えた打球は、大歓声の左翼スタンドに吸い込まれた。

 ベッツのサヨナラ3ランで8対5と劇的な逆転勝利のドジャースが、開幕4連勝を飾った。

構成●THE DIGEST編集部

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