現地４月４日、ロサンゼルス・ドジャースは右足首捻挫のフレディ・フリーマン内野手を10日間の負傷者リスト（IL）に入れ、代わりにハンター・フェドゥシア捕手を3Aからメジャーに昇格させた。

　ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』によると、この措置は３月31日に遡って適用されるため、現地４月11日に本拠地ドジャー・スタジアムで行なわれるシカゴ・カブスとの３連戦の初戦からフリーマンは復帰できるという。

　フリーマンはいずれも敵地でのフィラデルフィア・フィリーズ戦とワシントン・ナショナルズ戦を欠場する。優勝チームの恒例行事、ワシントンDCのホワイトハウスで行なわれるドナルド・トランプ大統領への表敬訪問にも参加しない。

　フリーマンの代わりにフェドゥシアを招集したドジャースの判断に失望したのが韓国メディアだ。一塁手フリーマンの代わりが、内野のユーティリティープレーヤーのキム・ヘソンではなく、３番手捕手のフェドゥシアだったためだ。

　韓国メディア『OSEN』は、「フリーマンの代役は、3Aで長打を連発しているキム・ヘソンではなかった。キム・ヘソンはどれだけ待たなければいけないのか」と失望した。

「フェドゥシアは今シーズンの3Aで14打数６安打、打率.357、１本塁打、４打点。OPSは1.169だ。ただ、ポジションが一致しない。一塁手の穴を埋めるには、内外野の多くのポジションをこなせるキム・ヘソンを検討したと考えられるが、最終的にフェドゥシアが選ばれた。デーブ・ロバーツ監督はいつキム・ヘソンに注目するのか」

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  　キム・ヘソンは春季キャンプでメジャー投手のボールに対応できず、オープン戦15試合に出場して29打数６安打、打率.207と苦戦。東京シリーズの直前にマイナー降格した。3Aでは６試合で23打数６安打、打率.261、５打点、OPS.848の成績を収めている。

　また、韓国紙『全国毎日新聞』もフリーマンのIL入りとフェドゥシアの昇格を報道。「キム・ヘソンがメジャー昇格する可能性があったが、今回はほかの選手にチャンスが与えられた。地元メディアはキム・ヘソン、フェドゥシアのほかジェームズ・アウトマン外野手らを候補者に挙げていた。メジャー昇格の機会を逃したキム・ヘソンは3Aで再チャレンジする」と伝えた。

構成●THE DIGEST編集部

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