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地区最下位のパイレーツに「売却しろ!」とファンから怒号…剛腕スキーンズは不振のチームに熱き想いを吐露「プレーしているのは選手だ」「もっといいプレーができる」

THE DIGEST編集部

2025.04.07

昨季ナ・リーグ新人王のスキーンズ。今季の活躍にも注目だ。(C)Getty Images

昨季ナ・リーグ新人王のスキーンズ。今季の活躍にも注目だ。(C)Getty Images

 MLBピッツバーグ・パイレーツは、今季10試合を戦い、3勝7敗、32得点、54失点、6本塁打、21盗塁、失策8の内容でナ・リーグ中地区で最下位に位置している。
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 昨季もシーズン終盤に落ち込み、地区最下位で9年連続のプレーオフ進出を逃したパイレーツ。ファンからは「売却しろ!」とチャントを叫ばれるなど、球場には不穏な空気が流れている。

 米スポーツメディア『ESPN』によると、パイレーツの剛腕スキーンズは4月6日、この状況に対して、以下のように自身の想いを語ったという。
 
「ボブ・ナッティング(球団オーナー)やデレク・シェルトン(監督)がプレーしているのではない。プレーしているのは我々(選手)だ。我々が全勝だったとしたら、ファンはブーイングをしない。我々はもっと良いプレーをしなければならない。もっといいプレーができる」

 スキーンズは地区最下位となった責任はあくまで選手にあると言及。そんな熱き想いを吐露した右腕について、米スポーツメディア『ClutchPoints』は次のように称賛している。

「彼は素晴らしい。パイレーツにこれほど注目を集めた選手がいたのは何年ぶりだろう。パイレーツのルーキーで称賛を集めたのはバリー・ボンズが最後だったかもしれない」

 スキーンズは、今季2試合に先発出場し、1勝0敗、6安打、13奪三振、2四球、3失点(自責2)、防御率は1.46の内容で好調を維持。エースの想いが届き、パイレーツはチームの立て直しを図れるのか、今後の戦いに期待だ。

構成●THE DIGEST編集部

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