現地4月7日、ロサンゼルス・ドジャースがドナルド・トランプ大統領を表敬訪問した。優勝チームのホワイトハウス訪問はMLBの伝統行事で、敵地でのワシントン・ナショナルズ戦が行なわれるタイミングで実現した。
ただ、ドジャースの表敬訪問には批判的な声が挙がっていた。地元紙『Los Angeles Times』は、「ナショナルズ戦に向けたワシントン滞在中に、ホワイトハウスを訪問するとドジャースが発表した際、ファンや関係者から激しい反発があった」と報道した。
「大統領就任2期目に入って3か月が経ったが、トランプ大統領は依然として賛否両論の人物であり、とくにロサンゼルスではその傾向が顕著だ。ロサンゼルス郡の有権者は、2024年の大統領選挙でカマラ・ハリス氏にトランプ大統領の2倍以上の票を投じた。今回も一部のファンから招待を断るように圧力がかかっていたが、ドジャースは伝統を重んじると主張した」
ドジャースのマーク・ウォルター球団オーナーは、「チャンピオンをホワイトハウスに招待する伝統行事に参加できてとてもうれしい」と語り、選手たちも2024年のタイトル獲得をもう一度一緒に祝う機会だと捉えていた。
最長在籍選手のクレイトン・カーショウは、「誰が大統領であっても、ホワイトハウスに行けるのは素晴らしい名誉だ。今回の訪問にいろんな意見があったのは知っている。でも、ホワイトハウスを訪問し、大統領執務室を見て、大統領に会えた。本当に光栄だったし、信じられない機会だった」と率直な心境を明かした。
かつては、デーブ・ロバーツ監督や選手たちが、トランプ大統領に否定的な考えを持っていた。
【動画】緊張した面持ちで大統領執務室を訪問した大谷翔平
「ロバーツ監督は第1次トランプ政権時の2019年に、ワールドシリーズで優勝してもホワイトハウスは訪問しないと発言していたし、18年にボストン・レッドソックスの一員として優勝したムーキー・ベッツは19年のホワイトハウス訪問を拒否した」
また、米紙『USA Today』によると、"キケ"ことエンリケ・ヘルナンデスも第1次トランプ政権による母国プエルトリコへの対応を巡って批判していたという。
しかし、同紙は「ホワイトハウス訪問は、ドジャースにとって価値があったのか?」と記し、続けてロバーツ監督の談話を紹介。指揮官は「本当によかったと思う。私たちは24年のチームをふたたび称えるために、ホワイトハウスを訪れたかった。私たちの組織にはさまざまな背景、人種などをもつ人間がたくさんいる。その全員がホワイトハウスを訪問した。本当にいい経験だった」と語った。
ベッツも「このような機会がなかったら、ホワイトハウスに来ることはなかったと思う。こうした機会に恵まれたのは幸運だ。実際に来て見たら、想像していたものとはまったく違った。素晴らしい経験だった」と心境を明かし、19年の拒否を後悔していたようだ。
トランプ大統領はドジャースの面々に対して、「今年も好調なスタートを切っているから、来年の(ホワイトハウス訪問の)計画を立ててもいいんじゃないか。来年、ここに戻ってきてほしい」とエールを送ると、ロバーツ監督は「来年もホワイトハウスを訪問したい。ホワイトハウスを訪れるなんて、夢にしか思えないから」と返答した。
また、ロバーツ監督は「独立宣言書の前で写真を撮る機会が実際にあった」と大統領執務室に掛けられていた国宝についても触れ、「歴史学を専攻していた私にとって、この写真はずっと大事にしたいものだ」と振り返った。
構成●THE DIGEST編集部
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ただ、ドジャースの表敬訪問には批判的な声が挙がっていた。地元紙『Los Angeles Times』は、「ナショナルズ戦に向けたワシントン滞在中に、ホワイトハウスを訪問するとドジャースが発表した際、ファンや関係者から激しい反発があった」と報道した。
「大統領就任2期目に入って3か月が経ったが、トランプ大統領は依然として賛否両論の人物であり、とくにロサンゼルスではその傾向が顕著だ。ロサンゼルス郡の有権者は、2024年の大統領選挙でカマラ・ハリス氏にトランプ大統領の2倍以上の票を投じた。今回も一部のファンから招待を断るように圧力がかかっていたが、ドジャースは伝統を重んじると主張した」
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最長在籍選手のクレイトン・カーショウは、「誰が大統領であっても、ホワイトハウスに行けるのは素晴らしい名誉だ。今回の訪問にいろんな意見があったのは知っている。でも、ホワイトハウスを訪問し、大統領執務室を見て、大統領に会えた。本当に光栄だったし、信じられない機会だった」と率直な心境を明かした。
かつては、デーブ・ロバーツ監督や選手たちが、トランプ大統領に否定的な考えを持っていた。
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また、米紙『USA Today』によると、"キケ"ことエンリケ・ヘルナンデスも第1次トランプ政権による母国プエルトリコへの対応を巡って批判していたという。
しかし、同紙は「ホワイトハウス訪問は、ドジャースにとって価値があったのか?」と記し、続けてロバーツ監督の談話を紹介。指揮官は「本当によかったと思う。私たちは24年のチームをふたたび称えるために、ホワイトハウスを訪れたかった。私たちの組織にはさまざまな背景、人種などをもつ人間がたくさんいる。その全員がホワイトハウスを訪問した。本当にいい経験だった」と語った。
ベッツも「このような機会がなかったら、ホワイトハウスに来ることはなかったと思う。こうした機会に恵まれたのは幸運だ。実際に来て見たら、想像していたものとはまったく違った。素晴らしい経験だった」と心境を明かし、19年の拒否を後悔していたようだ。
トランプ大統領はドジャースの面々に対して、「今年も好調なスタートを切っているから、来年の(ホワイトハウス訪問の)計画を立ててもいいんじゃないか。来年、ここに戻ってきてほしい」とエールを送ると、ロバーツ監督は「来年もホワイトハウスを訪問したい。ホワイトハウスを訪れるなんて、夢にしか思えないから」と返答した。
また、ロバーツ監督は「独立宣言書の前で写真を撮る機会が実際にあった」と大統領執務室に掛けられていた国宝についても触れ、「歴史学を専攻していた私にとって、この写真はずっと大事にしたいものだ」と振り返った。
構成●THE DIGEST編集部
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