サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有は、右肘の炎症により負傷者リスト(IL)に登録され、現在も調整を続けている。スプリングトレーニングでは順調に実戦マウンドにも登っていたものの、開幕直前でIL入りとなったことが発表された。
【画像】王貞治、渡辺謙、YOSHIKI、井上尚弥、ケン・グリフィーJr…ドジャースvsカブスの2連戦に訪れた日米ビッグスターたちを一挙紹介! チームが開幕から白星を重ねている中、ダルビッシュの近況が米スポーツサイト『Sports Illustrated』により報じられている。現地時間4月8日、「パドレス番記者、ダルビッシュ有の怪我の回復について前向きな最新情報を提供」と銘打った特集記事を配信した。
その中では、球団の地元メディアからの情報を紹介。「『San Diego Union-Tribune』のケビン・エイシー記者によれば、ダルビッシュはペトコ・パークでのキャッチボールで(間隔が)約45メートルの距離に達し、近日中にマウンドでの投球を再開する可能性があるとのこと」などと綴っている他、「球団関係者によれば、肘の状態は引き続き良く、痛みもない」と伝えている。
その上で、『Sports Illustrated』でも、ベテラン右腕の復帰について、「パドレスとしては、できる限り早くダルビッシュをローテーションに戻したいところだが、シーズン後半に万全な状態でいてもらうことの重要性も理解している。そのため、今年は特に慎重な調整が行なわれる見込みだ」として、球団の意向を読み解いている。
また同メディアによれば、パドレスのA.J.プレラー編成本部長は、あくまでポストシーズンを勝ち抜くことを目標とするとして、以下のような発言をしている。
「我々としても理解しているのは、昨年の10月に彼がどんな投球を見せていたかということ。10月のダルビッシュ有は、非常に才能があり、頼れる投手だ。ロサンゼルスでの2試合を見ればわかるだろう。だから我々としては、"ワールドシリーズは4月や5月に行なわれるものではない"と理解し、彼が高いレベルで投げられる準備を整えることが最優先なんだ」
加えて同メディアは、ダルビッシュの公式戦出場までのプロセスには、まだ時間を擁すると説きながら、「今すぐの復帰とはいかないまでも、少なくとも肘に痛みがないという点は前向きな兆候である」として現状を評している。
好調なスタートを切ったチームにおいて、万全な状態での復帰が待たれるダルビッシュ。世界一を目指す上で、今季も鍵となる存在なのは間違いない。
構成●THE DIGEST編集部
【記事】「今日はなぜか調子が良くなかった」ド軍の24歳左腕が大乱調…本人も"不調の原因"分からず「コントロールが今ひとつだった。こんな結果になったのは悔しい」と嘆き
【記事】ドジャース先発左腕が大炎上… 5回8失点の乱調に米記者から酷評「25年デビューは失敗に終わった」「もう何か月も見られないだろう…」
【画像】大谷翔平の妻、田中真美子が輝いた"現役バスケ選手時代"を厳選フォトで一挙紹介! 貴重なショートカット時代も
【画像】王貞治、渡辺謙、YOSHIKI、井上尚弥、ケン・グリフィーJr…ドジャースvsカブスの2連戦に訪れた日米ビッグスターたちを一挙紹介! チームが開幕から白星を重ねている中、ダルビッシュの近況が米スポーツサイト『Sports Illustrated』により報じられている。現地時間4月8日、「パドレス番記者、ダルビッシュ有の怪我の回復について前向きな最新情報を提供」と銘打った特集記事を配信した。
その中では、球団の地元メディアからの情報を紹介。「『San Diego Union-Tribune』のケビン・エイシー記者によれば、ダルビッシュはペトコ・パークでのキャッチボールで(間隔が)約45メートルの距離に達し、近日中にマウンドでの投球を再開する可能性があるとのこと」などと綴っている他、「球団関係者によれば、肘の状態は引き続き良く、痛みもない」と伝えている。
その上で、『Sports Illustrated』でも、ベテラン右腕の復帰について、「パドレスとしては、できる限り早くダルビッシュをローテーションに戻したいところだが、シーズン後半に万全な状態でいてもらうことの重要性も理解している。そのため、今年は特に慎重な調整が行なわれる見込みだ」として、球団の意向を読み解いている。
また同メディアによれば、パドレスのA.J.プレラー編成本部長は、あくまでポストシーズンを勝ち抜くことを目標とするとして、以下のような発言をしている。
「我々としても理解しているのは、昨年の10月に彼がどんな投球を見せていたかということ。10月のダルビッシュ有は、非常に才能があり、頼れる投手だ。ロサンゼルスでの2試合を見ればわかるだろう。だから我々としては、"ワールドシリーズは4月や5月に行なわれるものではない"と理解し、彼が高いレベルで投げられる準備を整えることが最優先なんだ」
加えて同メディアは、ダルビッシュの公式戦出場までのプロセスには、まだ時間を擁すると説きながら、「今すぐの復帰とはいかないまでも、少なくとも肘に痛みがないという点は前向きな兆候である」として現状を評している。
好調なスタートを切ったチームにおいて、万全な状態での復帰が待たれるダルビッシュ。世界一を目指す上で、今季も鍵となる存在なのは間違いない。
構成●THE DIGEST編集部
【記事】「今日はなぜか調子が良くなかった」ド軍の24歳左腕が大乱調…本人も"不調の原因"分からず「コントロールが今ひとつだった。こんな結果になったのは悔しい」と嘆き
【記事】ドジャース先発左腕が大炎上… 5回8失点の乱調に米記者から酷評「25年デビューは失敗に終わった」「もう何か月も見られないだろう…」
【画像】大谷翔平の妻、田中真美子が輝いた"現役バスケ選手時代"を厳選フォトで一挙紹介! 貴重なショートカット時代も
関連記事
- 「なんという人間性だ」ダルビッシュ有の品格ある態度に韓国メディアも敬服... 過去に受けた“人種差別行為”に大人の対応
- 「最高の場所で全然見てない笑」ダルビッシュ有、子連れでの“ほのぼのブルペン”動画を公開「特等席なのにぃ~」「全く観てないのおもろい」
- ダルビッシュ有が新たな金字塔! 280試合連続複数奪三振のメジャー記録更新に米メディアも称賛「1901年以降での最長記録」
- 【画像】夢の日本人対決、大谷VSダルビッシュ&松井!MLB開幕戦は終盤8回の逆転劇でドジャースに軍配!|2024MLB パドレス 2ー5 ドジャース
- 【画像】大谷翔平&真美子夫妻の“仲睦まじいツーショット”写真を厳選してお届け! 愛犬デコピンも登場