ロサンゼルス・ドジャース傘下３Aオクラホマシティ・コメッツに所属するキム・ヘソンが現地４月11日、12日の２試合で計３本の本塁打を放ち、韓国メディアはメジャー昇格を期待した。

　キム・ヘソンは11日に行なわれたテキサス・レンジャーズ傘下のラウンドロック・エクスプエス戦に「１番・中堅」で出場して先頭打者アーチ。「１番・遊撃」で出場した翌日の試合では、第２打席で左中間に２ランを打ち込み、第３打席では右中間にソロ本塁打を叩き込んだ。

　自国選手の大活躍に韓国メディア『OSEN』は、「２日で３本塁打と途方もない活躍だ。絶好調のキム・ヘソンの打撃はまったく衰えない。オープン戦で苦戦を強いられたが、オクラホマシティで爆発的なパワーを見せている」と絶賛。さらに「優れた成績を出すキム・ヘソンをマイナーに縛り付けておくのは惜しい」と記した米メディア『Sporting News』の記事を引用した。

【動画】現地４月12日の試合でキム・ヘソンが１試合２発！
  　同じく韓国メディアの『Sports Chosun』は、「強力なアピールだ」と報じ、キム・ヘソンが本塁打を放つ前に語ったデーブ・ロバーツ監督のコメントを紹介。ドジャースの指揮官は10日、カリフォルニア州の地元紙『Orange County Register』に、「キム・ヘソンを（メジャー昇格させて）ベンチに置いておくのは適切ではない。当面はオクラホマシティで実戦経験を積んだほうがいいと判断している」と語っていたと伝えた。

　ロバーツ監督の発言後にキム・ヘソンが本塁打を連発したことで、「ロバーツ監督が、考えを変える可能性がある。今月中にドジャースに招集されるのか注目だ」と、メジャー昇格を期待した。

　3Aで二遊間と中堅を守るキム・ヘソンは、打率.293、３本塁打、13打点、出塁率.359、長打率.603、OPS.962の成績を残している。

構成●THE DIGEST編集部

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