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「このままでは42HR、47打点に終わるぞ」ソロ弾ばかりの大谷翔平に米記者が痛烈な皮肉「彼は走者が塁にいると...」

THE DIGEST編集部

2025.04.15

大谷が6試合ぶりの5号ソロを放った。(C) Getty Images

 5本中4本がソロホームランだ。

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手が現地4月14日(日本時間15日)、本拠地でのコロラド・ロッキーズ戦に1番・指名打者で先発出場。3回の第2打席で6試合ぶりの5号ホームランを放った。
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 大谷は3回、先頭打者としてロッキーズ先発のアントニオ・センザテーラと対峙。カウント2-2からの6球目、98マイル(約158キロ)のフォーシームをフルスイングすると、打球は快音を響かせてセンターバックスクリーンへ飛び込んだ。打球速度112マイル(約180.2キロ)、飛距離408フィート(約124メートル)を計測する豪快な一発は6試合ぶりの5号ソロホームランとなり、ドジャースが3対0とリードを広げた。
 大谷の久々の豪快弾に球場もSNSも大いに沸いたが、米メディア『ESPN LA』のブレイク・ハリス記者は自身のXを通じて、次のような皮肉を込めた文面を綴った。

「このままだと大谷翔平は42本塁打、47打点でシーズンを終えることになる。彼は走者が塁にいる時は打席に立たないからね(笑)」

 今季5本塁打、6打点の大谷は、5本のホームランのうち、4本までがソロホームラン。唯一の複数打点となったのは、4月8日のワシントン・ナショナルズ戦で放った同点2ランのみだ。この日は4回裏の第3打席で、2死一、三塁の好機を迎えたが、ここはライトへの大飛球であと一伸びが足りず。この打席を除けば、すべて走者なしの場面で打席に立っている。

 同記者が指摘するように、大谷の前にいかに走者を出すかが、ドジャース打線の大きな課題と言えるようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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