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「しかし監督は慎重だ」韓国メディアも拍子抜け!? キム・ヘソンが3Aで好調も…不振パヘスに指揮官はあと100打席与えると発言

THE DIGEST編集部

2025.04.17

3Aで好調を維持するキム・ヘソンだが、いまだメジャー昇格は叶っていない。(C) Getty Images

 メジャー昇格へ向けて調子を上げてきているドジャース傘下3Aオクラホマ・コメッツに所属するキム・ヘソンだが、試練の時はもう少し続くのかもしれない。


 ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は現地14日(日本時間15日)、現地記者陣に、不調が続く外野手アンディ・パヘスに対して、「彼の状況を考えると150打席を基準にしている」とする考えを明かした。専門メディア『Dodgers Nation』など複数の米メディアが報じた。
 
 パヘスは今季、17試合に出場して53打数8安打、打率.151、出塁率.286、OPS.569と打撃不振が続き、守備面でも不安定さが目立っている。そんななか、3Aではキム・ヘソンが現地15日までに打率.284、3本塁打、13打点、OPS.903と打撃好調で、セカンドのほか外野も務めるユーティリティぶりで存在感を増してきた。

 ゆえに、地元ロサンゼルス・メディアからもキム・ヘソンの昇格を望む声が上がり、韓国メディアも「キム・ヘソンのメジャー昇格を、現地記者が叫んでいる。いまこそドジャースに招集するべきだと主張した」(『My Daily』)と伝え、早期のドジャース合流を期待したのだが…。

 ロバーツ監督の発言を受け、『スポーツ朝鮮』は、「ファンもキム・ヘソンを呼び戻せと叫んでいるのに…。しかし監督は慎重だ」と"肩透かし"を食らったような状況を指摘。指揮官がパヘスに対して今後100打席程度は辛抱して待ってくれているとし、「キム・ヘソンはもう少し、隙を見なければならない状況だ」と報じている。

 当たりが出ていないドジャースの下位打線。果たして、好調キム・ヘソンのメジャー昇格はいつ叶うのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部
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