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3Aのハイレベルな争いに韓国メディア「衝撃的だ!」 キム・ヘソン、打撃好調も10傑入れず「1位に比べればみすぼらしい記録」と嘆き節

THE DIGEST編集部

2025.04.07

マイナーリーグで好調を維持するキム・ヘソンだが、全体的に打撃成績はハイレベルなようだ。(C) Getty Images

マイナーリーグで好調を維持するキム・ヘソンだが、全体的に打撃成績はハイレベルなようだ。(C) Getty Images

 2024年オフに韓国KBOからロサンゼルス・ドジャースに加入した内野手のキム・ヘソンは、春季キャンプのオープン戦で打撃面が振るわずマイナーリーグからのスタートに。ドジャース傘下の3Aオクラホマシティ・コメッツでは長打を連発するなど、本来の打撃を取り戻してきているようだが、米球界はそれほど甘くはないようだ。

【動画】3Aオクラホマシティのキム・ヘソンが会心の二塁打!
 韓国メディア『MHN Sports』は、「衝撃! 韓国最高クラスのキム・ヘソン、米マイナーリーグ打撃10位以内に入ったのはたった1つ」というショッキングな見出しでキム・ヘソンの近況を伝える記事を掲載。それによれば、キム・ヘソンの3Aでの成績は7試合で打率.296、6打点、2盗塁で出塁率(.406)と長打率(.519)を足したOPSは.925と、かなり健闘しているようにみえる。

 しかし、記事では「表面的な成績は悪くないようだが、彼の所属するパシフィック・コーストリーグの現状を見れば、決して良いわけではない。打撃指標で10位以内に入る成績がたった一つという点は衝撃的だ」と現状を指摘。打率.296はリーグ23位相当で、1位の打率は.483という高打率、さらにリーグには4人の4割打者がいるという。

 また、長打率にしてもキム・ヘソンの.519はリーグ18位にすぎず、「1位の.957に比べてみすぼらしいほどの記録だ。チーム内でも4位でしかない」と嘆いた。その他、出塁率(22位)、四球(15位)、OPS(18位)でもトップ10には入れず、唯一リーグ10位以内に入るのは打点で、6打点はリーグ8位でチームトップに相当するという。

 現在、ドジャースは10試合を終えて9勝1敗とロケットスタートに成功しており、2年連続のワールドシリーズ制覇へ順調な滑り出し。こうした現状に、同メディアも「キム・ヘソンをメジャーに引き上げるには成績が不足しているように見えるのが事実だ」と指摘している。

構成●THE DIGEST編集部

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