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「皆が苦しみ、何とかしようとしているが、むしろ逆」ベッツがド軍打線に冷静な分析! 不振からの脱却は“頑張らない”こと?

THE DIGEST編集部

2025.04.17

ドジャース打線の不振について冷静に分析したベッツ。(C) Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースは開幕から8連勝と勢いに乗っていたが、現地4日(日本時間5日)以降のアウェー6連戦を2勝4敗と負け越し、ホームに戻ってからも現地12、13日のシカゴ・カブス戦に敗れ、3カード連続で負け越した。

 開幕前には球界屈指の打線と目されていたドジャースが、まさかの打撃不振に苦しんでいる。マックス・マンシー、ミゲル・ロハスら複数選手が打率2割を下回り、得点力不足は深刻だと現地16日、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』が報じた。
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 そんな中、ムーキー・ベッツは同メディアの現地14日のインタビューで、打線の不振について聞かれた際「皆が苦しみ、何とかしようとしているが、むしろ逆。必死になるのをやめ、成り行きに任せるべきだ。焦りがさらなる不振を招くし、長く続くシーズン、普段通りにプレーすれば良い結果は出る」と冷静に分析した。

 幸い、いまひとつ波に乗れないドジャースが現地14日からの3連戦で対峙したのは、同地区で低迷するコロラド・ロッキーズだった。チームはこのカードで3連勝を飾り、復調の兆しを見せた。ベッツの言葉がチームに浸透し、本来の打線を取り戻せるか注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

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